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農水省、全国50ヶ所に計50億円を投じて「スマート農業」の実現を加速

農林水産省が発表した平成31年度概算要求額は、平成30年度当初予算と比べて18%増の2.7兆円となった。技術発展の著しいロボット・AI・IoT等の先端技術を活用した「スマート農業」に50億円を充て、加速化していく。

農業者すべてがスマート農業を
平成37年までの政策目標に

農林水産省は、農業の成長産業化を実現するためには、近年、技術発展の著しいロボット・AI・IoT等の先端技術を活用した「スマート農業」の社会実装を図ることが急務として、平成31年度の概算要求で50億円を経費として盛り込んだ。政策目標として平成37年までに農業の担い手ほぼ全てがデータを活用した農業を実践することを掲げている。

実用化・量産化の手前にあるロボット・AI・IoT等の先端技術を、大規模水田や超低コスト輸出用米、露地野菜等の営農類型ごとに生産から出荷まで体系的に組み立てた「スマート実証農場」を全国50ヶ所に整備しデータ収集等を行う。先進的な技術体系を農業者等が「見られる・試せる・体験できる」場として提供する。生産者やメーカーはコンソーシアムを組み、公募で選定される仕組みとなっている。

「スマート農業加速化実証プロジェクト等に関する全国ブロック説明会」のスケジュールは下記の通り。

北海道(申込締切)
9月25日(火曜日)13時30分~16時30分
かでる2.7 820研修室
(北海道札幌市中央区北2条西7丁目 道民活動センタービル)100名

東北 (申込締切)
9月20日(木曜日)13時30分~16時30分
農研機構東北農業研究センター 研究H棟 2階大会議室(岩手県盛岡市下厨川字赤平4)100名

関東 (申込締切)
9月26日(水曜日)13時30分~16時30分

アットビジネスセンター東京駅 302号室 (東京都中央区京橋1-11-2 八重洲MIDビル)100名

北陸・東海(申込締切)
9月21日(金曜日)13時30分~16時30分
桜華会館 松の間 (愛知県名古屋市中区三の丸一丁目7番2号)130名

近畿・中国(申込締切)
9月18日(火曜日)13時30分~16時30分
農研機構西日本農業研究センター 福山本所 講堂(広島県福山市西深津町6-12-1)100名
【TV接続】農研機構西日本農業研究センター 大田研究拠点 和牛会館(島根県大田市川合町吉永60)50名

四国(申込締切)
9月26日(水曜日)13時30分~16時30分
アイパル香川 大会議室(香川県高松市番町1丁目11番63号)120名

九州・沖縄(申込締切)
9月25日(火曜日)13時30分~16時30分
くまもと森都心プラザ プラザホール(熊本県熊本市西区春日1丁目14番1号)150名

すでに、申込みは締め切りとなっているが、10/1(月)に説明会追加開催が埼玉県さいたま市で行われる。申し込み方法はインターネットかFAXとなり先着順。申し込み締め切りは9/27(木)17時までとなっている。

【追加開催参加申込要領】※一部抜粋
参加を希望される方は、インターネット又はFAXにて以下の申込先に、氏名(ふりがな)、連絡先(電話番号、E-mailアドレス)、勤務先・所属団体名を御記入の上、お申込みください。
<インターネットによるお申込先>
URL:https://www.contactus.maff.go.jp/affrc/form/Smart_Tsuika.html
<FAXによるお申込先>
FAX送付先:農林水産省農林水産技術会議事務局研究推進課宛て
FAX番号:03-3593-2209
(2)申込締切
平成30年9月27日(木曜日)17時00分とします。
なお、座席数に限りがあるため、先着順とし、参加の可否について9月28日(金曜日)12時までにメールで御連絡いたします。また、申込みが多数の場合は、参加可能人数に達した時点で受付を締め切らせていただきますので、あらかじめ御了承ください。

 

問い合わせ

農林水産技術会議事務局研究推進課
HP:スマート農業加速化実証プロジェクトについて
TEL:03-3502-7437

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