注目キーワード

最新技術

リモコン操作&無人運転も!? “自動運転アシスト農機”の進化がスゴい

最近、自動運転機能を搭載したトラクタが話題を集めている。農業を始めたばかりの人でもベテランと同じように作業できる、夢のような「自動運転農機」。中でも今一番注目したい5台をピックアップ!

井関農機
ロボットトラクタ TJV655R

有人監視下において、無人自動運転作業(耕うん・代かき)や、オペレータが運転する有人トラクタとの2台の同時作業が行える。65馬力 1,211万円(モニター販売)

問/井関農機株式会社
TEL:03-5604-7602(代表)



クボタ
アグリロボトラクタ SL60A

通常トラクタを運転しながらリモコンで無人トラクタを遠隔操作。1人で2台分耕せる。障害物を感知し自動停止する安全装置付き。60馬力 970万~1,100万円

問/株式会社クボタ
TEL:0120-131391

ヤンマー
ロボットトラクター

設定した作業経路を迷いなく自動直進しつつ枕地に配慮。運転席に座るオート型と、タブレットで経路登録し、自動運転するロボット型を展開。YT488A・YT498A・YT4104A・YT5113A(88.0~113.0馬力) 1,072万5,000~1,549万5,000円

問/ヤンマーアグリジャパン 農機推進部
TEL:06-7636-6264

クボタ
アグリロボコンバイン WRH1200A

自動運転アシスト機能により、ほぼ乗っているだけの楽々収穫。勘や経験は不要。GPSが誤差わずか数センチの精緻な刈取を実現。120馬力 1,570万~1,680万円(別売のGPSユニット120万円)

問/株式会社クボタ 
TEL:06-6648-3938

ヤンマー
YR8D オート仕様

ディーゼルエンジン搭載の密苗田植機「YR-D シリーズ」の追加仕様として発売。自動直進と自動旋回機能を装備し、誰でも熟練者なみの高精度作業ができる。395万5,000円~554万5,000円

問/ヤンマーアグリジャパン 農機推進部
TEL:06-7636-6264

後付け自動操舵システムから
始めるのも◎!

無人自動運転トラクタよりも導入しやすいのが、作業者が乗りながらも自動操舵が可能なGPSシステム付きのトラクタだ。価格を抑えた三菱マヒンドラ農機の「スマートアイドライブ」など、すでに各社から専用システムがローンチされている。また、後付けで手持ちの農機に設置できるシステムも徐々に価格を下げて登場中だ。

ガイダンスシステム X23/SGR-1

手持ちの農業機械に装着して利用するガイダンスシステムが、機能を厳選して求めやすい価格で登場。自動操舵システムにアップグレードも可能。オープン価格

問/株式会社トプコン
TEL:03-3558-2511

AgriBus-NAVI

シンプル・低コストなAndroid用GPS/GNSSガイダンスアプリ「AgriBus-NAVI」では、現在、連動する自動操舵機器も開発中。

問/農業情報設計社
TEL:0155-67-8394


AGRI JOURNAL vol.10(2019年冬号)より転載

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. トマトの試験で収穫数、収益がアップ! 海藻由来のバイオスティミュラントの効果は?...
  2. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  3. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説
  4. AIソリューションが実現する高精度な収穫量予測 正確な予測で効率&利益アップ!...
  5. 東京オートサロン2024でみつけた、最新の軽トラカスタム一挙公開!
  6. 【植物工場ビジネスの最新動向と課題】現状は赤字が約半数。エネルギー削減の取り組み進む...
  7. JAが「農業協同組合」であり続けるために 経営危機を乗り越えるためにすべきことは?...
  8. 【製品モニター募集】手軽さと手ごろさを極めたマッスルスーツを体感しよう!...
  9. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  10. 消費者へのアピールに“万田酵素”を活用!? 野菜や果物、米の販売時に専用ラベルで差別化...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.33|¥0
2024/10/09発行

お詫びと訂正