リモコン操作&無人運転も!? “自動運転アシスト農機”の進化がスゴい
2019/03/14
最近、自動運転機能を搭載したトラクタが話題を集めている。農業を始めたばかりの人でもベテランと同じように作業できる、夢のような「自動運転農機」。中でも今一番注目したい5台をピックアップ!
井関農機
ロボットトラクタ TJV655R
有人監視下において、無人自動運転作業(耕うん・代かき)や、オペレータが運転する有人トラクタとの2台の同時作業が行える。65馬力 1,211万円(モニター販売)
問/井関農機株式会社
TEL:03-5604-7602(代表)
クボタ
アグリロボトラクタ SL60A
通常トラクタを運転しながらリモコンで無人トラクタを遠隔操作。1人で2台分耕せる。障害物を感知し自動停止する安全装置付き。60馬力 970万~1,100万円
問/株式会社クボタ
TEL:0120-131391
ヤンマー
ロボットトラクター
設定した作業経路を迷いなく自動直進しつつ枕地に配慮。運転席に座るオート型と、タブレットで経路登録し、自動運転するロボット型を展開。YT488A・YT498A・YT4104A・YT5113A(88.0~113.0馬力) 1,072万5,000~1,549万5,000円
問/ヤンマーアグリジャパン 農機推進部
TEL:06-7636-6264
クボタ
アグリロボコンバイン WRH1200A
自動運転アシスト機能により、ほぼ乗っているだけの楽々収穫。勘や経験は不要。GPSが誤差わずか数センチの精緻な刈取を実現。120馬力 1,570万~1,680万円(別売のGPSユニット120万円)
問/株式会社クボタ
TEL:06-6648-3938
ヤンマー
YR8D オート仕様
ディーゼルエンジン搭載の密苗田植機「YR-D シリーズ」の追加仕様として発売。自動直進と自動旋回機能を装備し、誰でも熟練者なみの高精度作業ができる。395万5,000円~554万5,000円
問/ヤンマーアグリジャパン 農機推進部
TEL:06-7636-6264
後付け自動操舵システムから
始めるのも◎!
無人自動運転トラクタよりも導入しやすいのが、作業者が乗りながらも自動操舵が可能なGPSシステム付きのトラクタだ。価格を抑えた三菱マヒンドラ農機の「スマートアイドライブ」など、すでに各社から専用システムがローンチされている。また、後付けで手持ちの農機に設置できるシステムも徐々に価格を下げて登場中だ。
ガイダンスシステム X23/SGR-1
手持ちの農業機械に装着して利用するガイダンスシステムが、機能を厳選して求めやすい価格で登場。自動操舵システムにアップグレードも可能。オープン価格
問/株式会社トプコン
TEL:03-3558-2511
AgriBus-NAVI
シンプル・低コストなAndroid用GPS/GNSSガイダンスアプリ「AgriBus-NAVI」では、現在、連動する自動操舵機器も開発中。
問/農業情報設計社
TEL:0155-67-8394
AGRI JOURNAL vol.10(2019年冬号)より転載