作業状況のデータを転送できる! 新たな農業データプラットフォーム
2018/04/13
農業において「業務プロセスの改善」や「生産性の向上」は常に考えなければならない事柄だ。今回はそんな悩みに役立つと期待され、農業機械やソフトウェアが生成する様々なデータを転送できる次世代アイテム、「アグリルーター」を紹介する。
農業のデジタル化で
生産性の向上を目指す
情報通信技術やセンサー技術などの進化に伴って、農作物の生産プロセスでのデジタル化がすすんでいる。「アグリルーター」は、農業機械やソフトウェアが生成する様々なデータを転送できる“ユニバーサルデータ交換プラットフォーム”。データの種類や転送先、転送頻度などを設定すると、デバイスやメーカーを横断し、データを安全にやり取りできるのが特徴だ。
たとえば、農業機械に搭載されたセンサーによって個々の作業状況をデータで取得し、農業生産管理システムに転送して、圃場全体の進捗を管理するなど、データを有効活用し、生産プロセスを可視化することで、業務プロセスの改善や生産性の向上などに役立つと期待が寄せられている。
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Text:Yukiko Matsuoka