注目キーワード

道工具・資材

従来比2〜3割コスト減?低価格&高耐候性のハウスに注目!

施設園芸に求められる要件を全て満たす新しいハウスが注目を集めている。 既存のハウスに比べ2〜3割も低価格というその実力は、一体どんなものなのか?

低コスト・高耐候性・短納期を
併せ持つハウス

工事現場の足場など、建設用仮 設機材を手掛けるSRGタカミヤがリリースした『G-Castle (ジーキャッスル)』シリーズが今、施設園芸業界で注目を集めている。実際にこのハウスを設置した農家のもとを訪ねた。

「この1224㎡のハウスは『ジーキャッスル』の大屋根タイプです。敷地を有効利用したいという私の希望以上の大空間に満足しています」とは、愛知県豊川市で 40 年以上も大葉を育てる前川さん。前川さんが育てる大葉は、色・形が良く、大きさも程良く、香り高いと評判だ。

『ジーキャッスル』シリーズ共通の魅力は、低コスト・高耐候性・短納期を併せ持つ点だ。その低コストの秘訣は、構造検討時の技術力により実現している。自社にて3D解析ソフトを用いて強度を確認。無意味な高耐候性は求めず最適化を徹底することでコストダウンを実現する。支柱サイズやブレース(筋交い)数に工夫を凝らすことで、使用環境に適合した高耐候性を確保。さらに全国 60 社以 上の工事会社ネットワークが短納期を実現する。前川さんは、「安さは一番だったし、この出来なら耐久性も間違いないでしょう」と満面の笑みを見せてくれた。

農家の負担を少しでも軽減すべく、『ジーキャッスル』は今後も改良が進められていく。

大きな間口による大空間が自慢の『G-Castle 鉄骨ハウス大屋根タイプ』。支柱の間口は12m もある。土地を有効活用できるのは農家にとって何よりのメリットとなる。

支柱に用いるH鋼は、通常より大きなサイズを使用。大きな間口=大空間を実現しつつ堅牢性を保つ秘訣だ。

 

12>

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 【参加受付中!】日本農業のこれからを考える『第3回次世代農業セミナー』を開催!...
  2. 肥料価格高騰のなか、地域資源循環に高評価! 牛ふん・汚泥・食品残渣などを混合した完熟堆肥を活用...
  3. 喜界町で実践する新しい排水対策。目詰まりしにくい暗渠排水材「ドレインベルト」に迫る...
  4. ハウスの高温対策に! 炭酸カルシウムのパイオニア企業が生み出した遮光資材...
  5. 業界初!60度の急斜面でも草刈り可能な草刈機「ベローン」で安心・安全&ラクな作業へ...
  6. 【家庭菜園】きゅうり栽培で大事なポイントとは?ベストな肥料や正しい栽培方法を徹底解説!...
  7. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  8. フリーマガジン「アグリジャーナル」最新夏号7/1(火)発行!
  9. 夏の農作業に必須! 日差しから身を守る帽子6選
  10. 水田除草もスマート化! これから活躍が期待できる除草ロボット3選

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.36|¥0
2025/07/01発行

お詫びと訂正