設計から施工まで「かん水システム」トータル提案で他社と差別化
2018/08/23
スプリンクラーなどのかん水機器全般を手がけるイーエス・ウォーターネット。資材単品の販売ではなく、かん水システム全体の総合的な提案で、他社との差別化を図る。
国営事業も手がける
水のエキスパート
2018年7月11日~13日、東京ビッグサイトで「施設園芸・植物工場展 2018(GPEC)」が開催された。アグリジャーナル編集部は、会場内の各ブースを徹底取材。注目ブースを、複数回に分けて紹介する。今回は、かん水機器全般を手がける株式会社イーエス・ウォーターネットだ。
スプリンクラーをはじめ、水に関することのエキスパートとして、さまざまな案件に対応している同社。GPECのブースでは、遠く東京都多摩市の本社に設置されたスプリンクラーをスマートフォンで遠隔操作するデモ実演などでアピールしていた。
スプリンクラーをスマートフォンで遠隔操作するデモ実演
ブース担当者は「CAD図面や細かな計算などの設計から、実際の現場への設置施工まで、すべて社内で完結できる。拠点も、北は北海道から南は沖縄まで支店や営業所があり、日本全国をカバーしている。この総合力が当社の強み」と語る。
その総合力を活かして注力しているのが、かん水システムのトータル提案だ。資材単品の販売にとどまらず、システム一式すべてを設計から施工まで請け負うことで、他社と差別化している。ホームページでもさまざまなシステムの施工実績を公開しており、「水のエキスパート」であることを訴求。国営事業の受注実績もあるという。