注目キーワード

道工具・資材

職人並みの仕事をこなす 超便利な噴霧・散布機5選!

手強い雑草。刈り取るのもいいが、広い範囲で効率よく取り除きたいなら、除草剤を使うのがおすすめだ。狙った場所に必要な分だけ。この夏、職人並みの仕事をこなす噴霧器を手に入れよう。

アルミフレームで
軽やか走行

走行式動力散布機SGT-7035

アルミフレーム採用で軽量仕様の肥料散布用走行式動散。バッテリー駆動で残量が一目で分かるスイッチや散布量調節レバーが手元近くにあり、扱いやすい。ノズルは左右どちらの方向でもOK。安定感抜群のタイヤ3輪はパンクしにくいこだわり設計だ。1回の充電で最大10時間走行可能。

本体サイズ:全長117×全幅72×全高110cm、重量:38kg、タンク容量:32L。価格:307,700円。

有光工業株式会社
電話:06-6973-2010


背負って握る、女子に
味方する噴霧器

動力噴霧機『きりり』

農林水産省「農業女子プロジェクト」と丸山製作所がタッグ。農業女子の「あったらいいな」が詰まった、エンジン機並みのハイパワーを誇るバッテリー式動噴だ。約160分の充電で最大300分稼働。背負ってハンドルを握るだけ。スマホが入る大きさのミニポーチ付き、クッション入りの背負いバンドと腰バンドで肩への負担を軽減。

本体サイズ:全長29×全幅39×全高57cm、重量:7kg、タンク容量:15L。価格:78,000円。

株式会社丸山製作所
電話:03-3252-2281


あめんぼのように水田を
往く無人ボート

WATER STRIDER

水田の除草に悩んでいるなら遠隔操作できる無人ボートはいかがだろうか。水面を滑らかに走りながら船底から薬剤を散布。名称の由来はあめんぼを意味する英語から。従来モデルと比べ散布量の調節が2段階から3段階となるなど使い勝手が向上した。業界初の着脱式カセットタンクを搭載。

本体サイズ:全長166×全幅73×全高68.5cm、重量:24kg(着脱式カセットタンク含まず)、タンク容量:8L。価格:1,000,000円。

ヤマハ発動機株式会社 ロボティクス事業部 UMS統括部 国内営業グループ
電話:053-525-7309


免許不要な水田除草用
ホバークラフト

水田除草用ホバークラフト

水田で除草剤(フロアブル剤)を散布する除草用ホバークラフト。ファンダクトから送風される風圧が、水面の藻類を掻き分け、浮上用ファン風圧によって薬剤を水中で撹拌。さらに船底にある53個のエアー噴出口が、除草効果を高める。稲を傷つけずに除草が可能で、維持費が安価な上、免許不要で操作できるというメリットも。移植4~7日後の早い段階から田面を走行すると、より効果があがる。正反対とも言える無農薬農家用へ、撹拌除草用オプションも。

本体サイズ:全長156×全幅99×全高57㎝、重量:21kg、タンク容量:7.5L。価格:1,100,000円。

株式会社ホバークラフトサービス
電話:0776-52-7002


新設計ローターで
狙い撃ち

YMR-08

ヤマハ発動機が今秋放つドローン防除機は新設計の二重反転ローターが最大の武器。力強い降下気流を生み出し、狙ったポイントに薬剤を散布できる。また機体操作をサポートするターンアシスト機能は、圃場内の農薬散布を均一に行える。1回のフライトで1ha15分。折りたたみ可能で重量は約25kg。

本体サイズ:全長192.3×全幅218.1×全高66.9cm、タンク容量:8L。価格:2,550,000円(今秋発売予定)

ヤマハ発動機株式会社 ロボティクス事業部 UMS統括部 国内営業グループ
電話:053-525-7309


AGRI JOURNAL vol.08(2018年夏号)より転載

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. トマトの試験で収穫数、収益がアップ! 海藻由来のバイオスティミュラントの効果は?...
  2. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  3. ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは? メリットを専門家が解説
  4. AIソリューションが実現する高精度な収穫量予測 正確な予測で効率&利益アップ!...
  5. 東京オートサロン2024でみつけた、最新の軽トラカスタム一挙公開!
  6. 【植物工場ビジネスの最新動向と課題】現状は赤字が約半数。エネルギー削減の取り組み進む...
  7. JAが「農業協同組合」であり続けるために 経営危機を乗り越えるためにすべきことは?...
  8. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  9. 今買えるEV軽トラから特定小型まで! 農業で活躍するモビリティを一挙公開!...
  10. 消費者へのアピールに“万田酵素”を活用!? 野菜や果物、米の販売時に専用ラベルで差別化...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.33|¥0
2024/10/09発行

お詫びと訂正