農家の確定申告を簡単に! はじめてでも「青色申告」できる専用ソフト
2019/01/28
年が明けて、3月の年度末が近づいてきた。そろそろ確定申告の準備に入る時期となる。確定申告には2種類あり、作業は少し多くなるものの、節税効果の大きい「青色申告」がオススメだ。今回は、農家の青色申告を簡単に行う専用ソフトを紹介しよう。
確定申告は白色ではなく
メリットの大きい青色で!
1月も下旬に入り、確定申告の時期が迫ってきた。煩雑な作業を控えて、多くの農業経営者が憂鬱な気分になっているかもしれない。
その確定申告には、「白色申告」と「青色申告」がある。
白色申告は、作業が簡略化されており申告しやすいが、節税効果はない。
一方、青色申告は、白色申告よりも作業は多くなるが、控除や節税効果がある。家族への給与をすべて必要経費にできたり、赤字になった場合は3年間の損益通算が可能など、さまざまなメリットがあるのだ。
農業での収益が大きければ大きいほど、青色申告によるメリットも大きくなる。また、運用が始まった「収入保険」に加入する際の条件にも、青色申告しているかどうか、が含まれている。
関連記事:農家の収入を守る「収入保険」、2019年1月スタートの申込期限は12月末まで!
申告時の手間は増えるが、農業経営の安定・成功のためにも、白色申告ではなく、青色申告を行うことを強く推奨したい。
農業専用のソフトで
青色申告を簡単に
農業経営者の確定申告用のツールにはさまざまな種類があるが、オススメしたいのが、ソリマチの「農業簿記10」だ。
ソリマチは、会計事務所を母体とし、33年前から農業用ソフトウェアを開発してきた老舗企業だ。もちろん、税制改正などの制度変更にも正確・迅速に対応。長い歴史に裏打ちされた安心感がある。
また、全国で年間延べ500回以上の操作研修会を開催。会計ソフトに不慣れな農業経営者へのフォロー体制も万全だ。
「農業簿記10」は、その名の通り、農業に特化したソフトになっている。農業経営基盤強化準備金や、従事分量配当、委託販売手数料、新たにスタートした収入保険制度など、農業特有の制度や勘定科目、帳票にもきっちり対応している。
さらにソリマチでは、2019年3月31日まで「新規就農者応援キャンペーン」を展開。新規就農者へ向けて、この「農業簿記10」特別価格で提供するキャンペーンを実施中だ。青年等就農計画書を市町村に提出し、認定を受けた「認定新規就農者」(認定されてから3年以内まで)で、農業簿記10の未購入者を対象に、定価の半額30,000円(税抜)で販売している。
このようにさまざまなメリットのある、ソリマチの「農業簿記10」。ぜひ試してほしいソフトウェアだ。
ソリマチの「農業簿記10」