農業への思いをカタチに。ソリマチの「農業女子応援キャンペーン」をチェック!
2021/11/28
農林水産省が始めた農業女子プロジェクト。ソリマチ株式会社は、女性農業者の活躍を支える農業女子PJに深く共感し、サポート企業として参画している。ソリマチは女性農業者をどのように応援するのか? ソリマチ流サポートをチェックしよう!
農業の未来を見つめるソリマチ
サポーター企業として参画
「人のできないことをやる、人のやらないことをやる、世の中のためになることをやる」という理念のもと、幅広い会計ソフトの開発・販売などを行う「ソリマチ株式会社(以下、ソリマチ)」。優れた会計ソフトを世に送り出すかたわら、社会における課題の解決に取り組んでいる点が、同社の特徴だ。同社の農業情報営業部に所属する坂谷信野さんは、企業姿勢について、こう説明する。
「SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現が、ソリマチが掲げる目標の一つです。17あるゴールのうち10のゴールに着目し、さまざまな取り組みを進めています。また、高齢化が進んでおり、労働環境に改善の余地がある農業界も、ソリマチが力を添えたいと考えている業界です」。
【持続可能な農業を実現させ、農業の未来を支えたい】という想いをもつソリマチは、『農業簿記』の特別価格での提供などをとおし、新規就農者や全国農業青年クラブのメンバーを応援してきた。また、農林水産省が始めた農業女子プロジェクト(以下、農業女子PJ)のサポーター企業でもある。
「今、農業界は変わりつつあります」。こう、坂谷さんは続ける。「ICT化によって、圃場での力仕事は大幅に軽減されました。また、世間ではエコな生き方が注目されており、若者が地方で新規就農する例も増えています。SNSで生産者と消費者がつながることも、今や珍しいことではありません。農業への注目度が高まり、農業界への門戸が広くなっているため、今後、より女性の力が必要とされるでしょう」。
SDGs達成のための取り組みや農業者の応援をとおし、持続可能な社会と農業に対する想いを厚くしてきたソリマチ。同社は、女性農業者の活躍を支える農業女子PJに深く共感しているという。このたび同社が発表した「農業女子応援キャンペーン」は、こうした想いをカタチにしたものだ。「農業女子応援キャンペーンが、1人でも多くの女性農業者の支え、ひいては農業界全体の未来を支える一助になることを願っています」と、坂谷さんは語る。
女性農業者の活躍を支える『農業女子PJ』とは?
2013年11月、農林水産省がスタートさせたプロジェクトで、参加メンバーは860名を超える。多くの企業がサポーターとして、合計7校の教育機関が未来の農業女子を育てる「チーム“はぐくみ”」として、本プロジェクトに力を添えている。
農業女子PJは、女性農業者にスポットをあてたプロジェクト。女性農業者が、日々の生活や仕事、自然との関わりのなかで培った知恵を生かすことが目的の一つだ。また、女性農業者の知恵を生かすためのポイントとして、企業における技術やノウハウなどが挙げられており、知恵と企業の技術やノウハウなどが結びつくことで、新しい商品やサービスなどが生まれることが理想とされている。こうした取り組みを通して社会で女性農業者の存在感がアップし、就農する若手女性が増えることが、農業女子PJの最たる目標だ。
現在に至るまでに商品開発をはじめ、さまざまな取り組みが行われてきた。女性農業者とメーカーがコラボレーションし、女性が扱いやすい軽トラックや作業着を開発、女性農業者と学生、飲食店の協働で、オリジナリティあるスイーツを編み出したりとユニークな成果が多く生まれている。なお、女性農業者起用の各種イベント、SNSでの女性農業者の魅力発信も、農業女子PJの活動に含まれる。
女性農業者の活躍を機に
農業界を盛り上げたい
ソリマチは全国各地で、「農業簿記」の操作方法をレクチャーする講習会を開催してきた。さまざまな農業者と接するなかで、採算を合わせることよりも、上質でおいしい作物を作ることを重視する農業者が多くいる点に気がついたそう。
「そうした農業者の方々の存在は、印象的なものとしてソリマチで共有されています。また、『経営改善をとおして、もっと農業者の方々に利益を上げていただきたい』という思いも、社員たちは共有しています」と、坂谷さん。
ソリマチは、会計ソフトを扱う老舗企業。当社のオリジナルソフトである「農業簿記」は農業に特化したソフトで、ベストセラーとなっている。
「農業界には、会計を任されている女性農業者が少なくありません。一方で近年は事務処理のIT化、農作業のICT化により、男性は現場、女性は事務や加工、といった漠然としたイメージも崩れつつあるように感じます。ソリマチの会計ソフトをきっかけに、少しでも働き方の選択肢が増えればと考えます」。と坂谷さん。
農業女子応援キャンペーンにおける、さらなる目標は「農業と農業女子の魅力の拡散」。これを実現するために、SNSを活用した企画も始動中だ。「すでにSNS上では、生き生きと働く女性農業者の姿がたくさん見受けられます。弊社でのSNSでの企画は、こうした姿がより世間で周知されるためのツール。今後、さらに企画を育てていく予定です」と、坂谷さん。
また、現在、オンラインで交流できる場をつくることをはじめ、イベントも構想しているとのこと。オンラインでの交流会は、女性農業者たちが「農業簿記」の習得や、女子会感覚で情報交換ができればと検討中。なかなか横の繋がりをもつことが難しい仕事柄、世情とあり、少しでも女性農業者同士の橋渡し役になれれば、という想いも込めて計画を練っているそうだ。
会計ソフトの提供を通じて、長らく農業界に寄り添ってきたソリマチ。同社の農業界への思いは、包括的でもある。「女性が生き生きと活躍できる業界は、男性や高齢者にとっても優しく、活躍できる機会が多い業界といえます。女性農業者が働きやすい環境づくりのお手伝いをすることで、より農業界が盛り上がったらうれしいですね」。
農業者の声を聞いてみた!
“帳簿付け”ってどうですか?
Q. 経営体の帳簿付け担当は?
まだまだ女性農業者が活躍できるシーンがある!
アンケート結果から、会計・帳簿付けは現状、経営体に所属する男性が担当していることが多いようだ。しかし、回答の中には「もっと詳しくなりたい」「帳簿付けできるようになりたい」という女性農業者の声も。会計・帳簿付け業務は女性が農業で活躍する機会になり得るのではないだろうか!?
Q. 農業便利ツールの会計ソフト、どんな機能が欲しい?
●銀行口座情報などを紐づけして、自動仕分けしたい
●減価償却がわかるといいな……
●講習会、勉強会があってほしい!
●仕分けが面倒で外注したい……
●確定申告に転用したい……
農業の会計業務をもっとスムーズに。
自動データ化&仕分け、損益分岐点の見える化、経営向上へのヒントを……など会計ソフトへの要望は多岐に渡った。中には「ソフト導入しても使いこなせない」「勉強会、講習会があってほしい」という声もあり、機能が充実する反面、使用者の使いたい項目へのサポートが必要とされていることもわかった。
農業会計ソフトのベストセラー「農業簿記11」を農業女子応援キャンペーンでお得に手に入れよう!
対象:農業女子PJのホームページにて公開中の農業女子メンバー
期間:2022年7月1日~2023年5月31日
価格:66,000円→30,100円(税込)
『農業簿記』Instagram で農業女子応援!
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【応募方法】
Instagramで『農業簿記』アカウント(@nougyoboki_sorimachi)をフォロー
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問い合わせ
ソリマチ株式会社東京本社
TEL:03-5475-5301
文:緒方佳子
AGRI JOURNAL vol.21(2021年秋号)より転載
Sponsored by ソリマチ株式会社