穀物の中をロボットが泳ぐ!? 初の穀物貯蔵管理システム

海外で開発・活用が進むアグリテック情報をお届けする、WORLD AGRI NEWS。サステナブルな農業に向けて、さまざまなソリューションが登場している。今回は、スコットランドから世界初のシステムをお届け。

穀物の安全と健康を保つ
世界初のロボット

英スコットランドで開発された「クローバー」は、独自の穀物遊泳ロボットを活用した穀物貯蔵管理システムだ。このロボットには、粉粒体中の移動を可能とする世界初の技術を実装。穀物の中に完全に潜った状態で全方向に移動しながら、センサーで温度や湿度を精緻に測定したり、穀物をかき混ぜて固結を防止する。
専用のオンラインプラットフォームでは、このロボットが収集したデータを蓄積し、穀物の状態をリアルタイムで可視化。倉庫やサイロに貯蔵されている穀物の品質を安全かつ効率的にモニタリングでき、腐敗のおそれを早期に検知して食品ロスの削減につなげられる。「クローバー」は、小麦や大麦、米、油糧種子、豆類などで導入可能だ。

©Crover Ltd.

 



 

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AGRI JOURNAL vol.31(2024年春号)より転載

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