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ユニリーバ、再生型農業を世界へ拡大。2030年までに100万haを目指すサステナブル戦略

ユニリーバは、農家やサプライヤーと連携しながら、再生型農業を通じて土壌の健康、水資源の保全、生物多様性の回復を推進。気候変動に強い農業の実現を目指し、持続可能な未来への道を切り開いている。

持続可能な自然保護を目標に
ユニリーバの再生型農業

「持続可能な農業イニシアチブ」を通じて業界全体への再生型農業の普及を進める消費財メーカーのユニリーバは、現在世界中で13万haの土地で実施されている再生型農業を2030年までに100万haへ拡大する目標を発表した。

当初は小規模なパイロット事業として始まり、現在は目標達成に向け、主要作物に注力した大規模プロジェクトへとシフトしている。

さらに、同社は農家やサプライヤーと連携し、土壌の回復や水資源の保全、生物多様性の向上に取り組むとともに、気候変動への耐性強化にも結びつけている。本プロジェクトは、自然保護とより強靭な食料サプライチェーンの構築に向けた重要な部分を担うと言われている。

※写真はイメージです


文:Ellis

AGRI JOURNAL vol.37(2025年秋号)より転載

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2025/10/01発行

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