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ハチミツ採取に劇的な革命を起こした巣箱って!?

オーストラリア人親子が作った巣箱「Flow Hive」が、養蜂家にとって革命的な発明だと注目されている。

ハチの負担を軽減した
巣箱Flow Hive

オーストラリア人親子がクラウドファンディングで作った巣箱「Flow Hive(フローハイブ)」は、養蜂家にとって革命的な発明だ。従来のハチミツ採取は、防護服に身を包んで巣を煙でいぶし、巣箱から取り出した蜂の巣を遠心分離機に。その後、濾過も必要だった。

ところがFlow Hiveは初めから六角形の蜂の巣構造があるため、そこにミツバチがハチミツを溜め込む。溜まったら六角形の部分を上下にずらせば、不純物がないハチミツが自然に下に流れ落ちる。巣を取り出さないためハチの負担も少なく、人間の手間も省ける一挙両得の方法なのだ。

クラウドファンディングでは約14億円を集めた。
©Beeinventive Pty.Ltd.

 

セイヨウミツバチの飼育を対象に開発されている。
©Beeinventive Pty.Ltd.

 


HP:Flow Hive


text: Yukinobu Kato

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