農水省が野菜の生育状況・価格見通し情報を発表!
2017/12/05
農林水産省が、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況及び価格見通し(平成29年12月)について、主産地等から聞き取りを行い、その結果を公表した。その一例を紹介する。
現在の生育状況
根菜類
だいこんは10月の台風による塩害で、肥大不足。にんじんの生育は平年並み。
葉茎菜類
はくさい・レタスは10月下旬の長雨によって肥大不足。キャベツ・ほうれんそう・ねぎも10月の台風と長雨によって生育の遅れや損傷がでている。
果菜類
きゅうり・なす・トマトの生育は平年並み。ピーマンは、10月中下旬の日照不足により樹勢が低下したものの、回復傾向にある。
土物類
ばれいしょ・さといも・たまねぎは、どれも生育は平年並み。
今後の生育、出荷及び価格見通し
今後もやはり10月の天候不順の影響は大きくなりそうだ。だいこん・はくさい・キャベツ・ほうれんそう・ねぎなどの野菜は生育が遅れており、それらの出荷量が平年を下回ることで、12月全体を通して高値水準で推移していくという見通し結果がでている。
詳しいデータは農林水産省ページ