夏場のホウレン草の徒長を防ぐ! 秘策は青色の光
2018/05/17
比較的育てやすいといわれる、ホウレン草。旬は冬だが、夏場のホウレン草もじっくり生育したい。日照不足や肥料過多、水分過多などで起こる徒長(無駄な成長)を防ぎ、良質なホウレン草生育に一役買ってくれる資材とは?
千葉大学との共同開発
夏場の良質なホウレン草づくりに
1年中出回るホウレン草。栄養が高まりおいしさが増すのは冬とされるが、夏時期のホウレン草も高品質なものを栽培したい……。農業資材メーカー「ダイオ化成株式会社」のホウレン草専用光質コントロール資材「ダイオネオシェード蒼快」は、特殊顔料を独自のノウハウで配合し、夏場のホウレン草栽培に最適な“青色の光”を選択的に透過。生育のスピードは遅くなるが、青色の光が高品質なホウレン草にしてくれるという。ビタミンCやβ―カロテンなどのビタミン類の増加にも期待ができる。園芸関連の研究が盛んである千葉大学大学院園芸学研究科と共同開発し、特許出願もしている。
図:ダイオ化成株式会社提供
【各種ビタミン類含有量】
※「ダイオネオシェード蒼快」使用区と「黒色ネット」使用区での比較
・β―カロテン含有量(一株当たり含有量):約25%増加
・ビタミンC含有量(一株当たり含有量):約70%増加
・カルシウム含有量(一株当たり含有量):約30%増加
・鉄分含有量(一株当たり含有量):約50%増加
・硝酸含有量(生体重当たり含有量):約20%増加
※各種データは、ダイオ化成株式会社と千葉大学大学院の共同試験による数値です。保証値ではありません。
ネットはカラミ織りで、強度があり軽量。外部フィルムに貼りつかず、べたつきも無い。紫外線耐候剤入りで変色や劣化などの変質を起こしにくく、長期使用が可能で経済的だ。
夏場のホウレン草の品質をUPしたいという方は、試してみてはいかがだろうか。
問い合わせ
ダイオ化成株式会社
TEL:03-3547-6117