履くだけで断然温かい! 冬時期の作業が捗る「防寒キルト長靴」
2018/10/15
冬の農作業は寒さとの闘い。厳しさ極まる冬に備えて、足元を温かく守ってくれる最新ブーツがある。それが「防寒キルト長靴」だ。そこで、これから収穫本番を迎える群馬の人気白菜農家に試してもらった。
冬に収穫を迎える農家に
ぴったりの”あったか”ツール
群馬県邑楽村の農家、松島兄弟の『寒じめ白菜』は、大玉で、繊維も少ない、何より糖度が高い! と、いま評判の白菜だ。最大の特徴でもあるフルーツ並の糖度、それらを育むのが、群馬県南東部、邑楽町の冬の寒さである。冬は氷点下、赤城山からは冷たいからっ風が吹き下ろす。
「去年は-7℃を記録しました。いやあ寒いのなんの。収穫期は朝8時から夕方まで畑で8時間は過ごします。白菜農家は寒さとの闘いです。でも白菜は寒さに耐えるため、凍らないよう葉に糖分を蓄えるんです」。
そんなふたりが主戦場とする冬の収穫期。万全に挑むために、防寒キルト長靴はまさに最適なツールになるという。
「朝は一面が霜だらけ。足の芯まで冷えていつも苦労しています。でも、このブーツは-40℃に対応する防寒仕様。足を入れた瞬間から内部のキルティング効果でぬくぬくと暖かい。これまでの長靴は軽さ重視で選んでいて、寒さ対策を考慮していませんでした」。
「松島兄弟の寒じめ白菜」は伊勢丹や成城石井、九州屋、京急ストアに卸すなど人気の野菜。冬が本番の白菜農家において、ブーツの防寒対策は重要な役割を持つ。
防寒キルト長靴の優れた保温性の秘密は、裏材に使用される遠赤外線中綿入りキィルティングライナーの新素材「BLAXX」。旧モデルと比較して保温性がアップした。さらに抗菌・防臭機能も追加し、幅広ワイド設計で脱ぎ履きも容易になった。極寒のなかで作業するエキスパートのために、動きやすさも考え抜かれている。
防寒キルト長靴なら、そう簡単に足を持っていかれない。様々な現場で培われた、練りに練られたアウトソールなのだ。
「靴底のグリップ力もめちゃくちゃ効いています! ぬかるみでズルッとコケることもなくなるんじゃないかな。オールブラックだから、足元もスタイリッシュにキマります。この冬は、もう手放せませんね」。
足元に磨きがかかり、松島兄弟は、新3K「かっこいい、感動がある、稼げる」を目指して、今年も白菜収穫に挑む。
DATA
松島兄弟
左/兄・章倫さん(就農4年目)
右/弟・圭祐さん(就農6年目)
群馬県邑楽町で白菜・キャベツを生産する農家。2014年から兄弟で本格的に白菜生産を開始。飛躍的なスピードで生産量を増やし、就農当時に比べ約20倍の敷地面積まで拡大。現在、冬季物だけでも11haの圃場で白菜とキャベツを生産するほどに成長。
商品情報
新キルティング「BLAXX」を採用し、保温性アップ。-40℃に対応する防寒仕様で、雪など目詰まりしにくくグリップが効いた靴底が特徴。
価格:11,980円
サイズ:24~28cm
靴丈:31cm+8cm(フード)
重さ:1.8kg(両足)
※靴丈・重さともに26.0cmのとき
問い合わせ
078-946-2451
text: Mikako Wakiya photo: Natsuki Matsuo(OHKAWA NAOTO Photography.inc)
AGRI JOURNAL vol.09(2018年秋号)より転載