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薄緑の葉色は「鉄欠乏」のサイン? 予防と対策は?

日照不足や低温・高温ストレス、リン酸やたい肥の過剰など様々な原因で、多くの作物に起こりうる「鉄欠乏」。生育を悪化させるこの鉄欠乏を予防・改善するには?

<目次>
1. 植物の葉色が薄くなる原因は?
2. 光合成を行うには「鉄」が必要!
3. 植物に与えるのはどんな鉄でも良いの?
4. 鉄欠乏の予防・改善には「鉄力あくあ®F10」がおすすめ!


トマトの葉色が薄い……
その原因は「鉄欠乏」かも

トマトの様子を観察しているとき、「葉色が薄緑や黄色になっている」「なんだか元気が無さそう……」と、不安に感じたことはないだろうか?

上の2枚の写真は、同じ圃場のトマトの写真である。左側の写真を見ると、植物の緑色が薄くなり元気が無いように感じる。

一方、右側の写真は、鉄分を補給する液体資材「鉄力あくあ®F10」を施用(※)した後のトマト。鉄力あくあ®F10を施用したことで、葉の緑色が濃くなっている。

この結果を見ると、葉色が薄かったり黄色くなっていた原因は「鉄欠乏」だったことがわかる。

今回は、植物の葉色と鉄の関係をおさらいしながら、鉄欠乏を防ぐための対策を見ていこう。

※鉄力あくあ®F10を給液混合1回(10,000倍)、葉面散布 5日間隔で計2回(2,000倍)施用

 

葉っぱの緑は、
光合成を行う成分の色!

葉色が薄かったり黄色くなる症状が見られる場合、クロロフィルという成分の不足により光合成が抑えられしまっている可能性が高い

上の図は、植物の緑色成分であるクロロフィルの合成経路である。植物がクロロフィルを作る過程では、「鉄による化学反応」が必要なのだ。

つまり、光合成を活発化させて元気な葉色を取り戻すには、鉄欠乏を解消してあげるのが一番の対処法だ。

植物に与えるのは
どんな鉄でも良いの?

鉄は、酸素やケイ素、アルミニウムに続き、土壌中で4番目に多い元素。

「そんなにたくさんあるなら、植物が鉄不足になるはずがないのでは?」と思うかもしれないが、植物が吸収できるのは”溶けた”鉄だけ。溶けていない鉄がいくらあっても植物は吸収ができないのだ。

もし土壌中に溶けていない鉄しかない場合、植物は根から酸を出し、鉄を溶かす必要がある。また、溶けた鉄と一言に言っても、溶けた鉄には「二価鉄」と「三価鉄」があり、植物が吸収できるのは「二価鉄」のみ(イネ科以外)。そこで、イネ科以外の植物は根の表面の酵素によって「三価鉄」を「二価鉄」に還元しなくてはならない。

鉄欠乏を防ぐために植物自身もこのような対策を行うが、植物の力が弱っている際はそうした動きも弱く、鉄の吸収ができなくなってしまう。そのため、鉄欠乏を予防したり改善できる資材を使う必要があるのだ。

鉄欠乏の予防・改善には
「鉄力あくあ®F10」が役立つ!

冒頭でも紹介した「鉄力あくあ®F10」は、クロロフィルの合成を活性化させるアイテムとして、トヨタグループの特殊鋼メーカー愛知製鋼株式会社から発売された液体資材。「鉄力®」の名前がついた姉妹商品が様々な所で販売されているのを目にしたことのある方も多いのではないだろうか。

鉄力あくあ®F10は、吸収しやすい「溶けた二価鉄」が配合!

鉄力あくあ®F10に配合されているのは、植物の生育に欠かせない「鉄分・マグネシウム・カルシウム」の3要素。鉄分は最初から溶けた二価鉄が配合されている。

鉄力あくあ®F10を使って鉄欠乏を改善することで、光合成の促進や根の張りの強化、花芽の充実など、生育促進への効果が期待できるという。

葉の緑色が薄くなって何だか不健康そう……と思ったら、「鉄欠乏」を原因の一つとして考えてみるといいかもしれない。水で薄めてまくだけで簡単に対処できるため、解決策の一つとして鉄力あくあ®F10での「二価鉄の補給」を選択肢に入れておこう。

DATA

愛知製鋼株式会社
TEL:0120-603-937
鉄力あぐり・あくあ 紹介ページ

Sponsored by 愛知製鋼株式会社

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