農業用倉庫や畜舎で利用 強度に優れるアメリカ産針葉樹ベイマツ製品
2025/10/31
 
                        2025年10月1日(水)~3日(金)、国内最大規模の農業・畜産の総合展「第15回 農業WEEK(通称 J-AGRI TOKYO)」が、千葉市の幕張メッセで開かれた。強度に優れるアメリカ産針葉樹ベイマツ製品を紹介する。
強度に優れる
米国産針葉樹ベイマツ製品
 アメリカ針葉樹協議会の展示ブース
アメリカ針葉樹協議会の展示ブース
アメリカ針葉樹協議会(American Softwoods Japan Office) は、米国産針葉樹製品や木材製品の輸出を促進し、普及活動する目的で設立された、米国の林産物業界・関連企業・諸機関を代表する団体である。日本の顧客への製品情報の提供や供給元の紹介、米国の針葉樹製品とエンジニアードウッド製品などについての問い合わせに対応している。
また、建築・建材業界に向けた技術セミナーを開催し、米国産針葉樹製品や木材製品の普及に努めている。
展示ブースでは、強度に優れる米国産針葉樹ベイマツから生産される、構造用LVL、大断面構造用集成材、i-joist(大臣認定取得)を披露した。米国産ベイマツ構造用LVLや大断面構造用集成材はJAS認証を取得しており、日本国内でも構造材として農業用倉庫や畜舎など、さまざまな非住宅木造建築物に利用されている。
ベイマツ材は少ない本数で広い空間を支えることができるため、他の木造トラスと比べて工期短縮・施工費用の削減を実現できるメリットがある。北海道では畜舎へのベイマツ材の活用が広がっており、木造の畜舎に建て替えた際に、分娩率への好影響が出たという声もあるという。
同協議会では今後もイベント出展などを通して、農業分野でのベイマツ材の活用についても普及への取り組みを進めていくとのことだ。
DATA
取材・文/アグリジャーナル編集部
 
  
  
           
                              







 
     
		 
          


 
         
            



