最優秀農家5組を発表! グッドアグリアワード2018
2018/11/08
次代を担う農家の皆さんの取組を表彰する「グッドアグリアワード」。各部門最優秀賞が決定!
グッドアグリアワード2018
各部門の最優秀賞を発表!
『グッドアグリアワード』
次世代農業ライフ&ビジネス誌アグリジャーナルが主催するグッドアグリアワードは、次世代農業の担い手を応援するプロジェクトです。次代を担う農家様の取組を各部門優秀賞として幅広く表彰していきます。
⇒『グッドアグリアワード2018』ノミネート一覧
阿部梨園
HP:http://abe-nashien.com/
雇用や会計、PRなど、経営全般の課題を解決するため、「農家の右腕」として経営改善専任のスタッフを雇用。社内体制の構築やオペレーションの見直しと並行して、積極雇用と組織開発、ブランディングなど、全面的な改革を行った結果、直売率は99%を超えるほどに。また、それら経営ノウハウを無料でオープン化する「阿部梨園の知恵袋」はクラウドファンディングを通して約450万円の支援を集め、ウェブサイトとしてリリースされている。
曽田園芸
HP:https://www.facebook.com/enkakukansi
暑さに弱い花を60km離れた高冷地で栽培するため、市販品で、安価で簡単な遠隔管理・監視システムと潅水システムを構築した。温度湿度監視は家庭用気象観測機を使い、潅水は監視カメラで乾き具合を確認・リモートスイッチで電磁弁を作動させて行っている。結果、週2、3回の往復潅水作業(5時間)が、月2回程度の動作チェックのみとなり、交通費、人件費合わせて大幅削減(約1/5)でき、時間の節約にもつながっている。
株式会社
宮城フラワーパートナーズ
HP:http://miyagiflowerpartners.com/
完全受注型の花苗農家として、ナショナルチェーンからローカルホームセンターまで幅広く契約。地元のホームセンターとはマーケティングから商品開発、販売戦略に至るまで二人三脚で決定するという、独自のスタイルと強い関係性を確立。また、購買ペースを数値分析し、苗ポット陳列(スペーシング)も行った状態で納品することで、店員はそのまま店頭に出すだけでよく、“店員が売り易く、消費者のニーズを捉えた商品づくり”を実現している。
HenneryFarm
へねりーふぁーむ
HP:https://www.facebook.com/hidehiko.sakao
農業をより楽しむために、生産・出荷以外の取り組みにも家族一丸となって力を入れる。体験者全員でアフロのかつらをかぶりながら収穫や種まきを行う農業体験は名物となり、納屋での地元の食材を使ったBBQや海の見える畑でのFARMヨガなども開催。自社ブランドとして販売する「アフロコーン」「アフロきゃべつ」の名前には生産者がアフロであることに加え、農業の閉鎖的で楽しくないイメージを変えたいとの思いが込められている。
信州ゆめクジラ農園
HP:https://yumekujira.jp/
地域の小規模農業者12名、地元レストランのシェフ3名、野菜ソムリエが参画して“小さなレストラン”専門農園を設立。体力の衰えから所有する農地の維持管理に責任と重圧を感じていたベテラン農家も多数参加し、シェフや野菜ソムリエ目線による栽培品種の選定と栽培、販売を行う。ターゲット顧客を都市部の小さなレストランに絞る事で年間100種類を超える野菜とハーブの少量多品種栽培計画を立案・実行している。
グッドアグリアワード2018 表彰式
開催日:2018年11月20日(火) 16:20~
会 場:東京ビッグサイト 西ホール 生産セミナー会場
(「アグロ・イノベーション2018」内)
協 力:一般社団法人 日本能率協会
主 催:グッドアグリアワード運営事務局(株式会社アクセスインターナショナル)