アメリカで世界初、完全自動化された垂直農場「オポロ・ファーム」誕生

アリゾナ州に誕生した世界初の完全自動垂直農場「オポロ・ファーム」は、ロボティクスと高密度自動倉庫システムを活用。水使用量は従来の20分の1、収穫スピードも劇的に短縮。未来の農業がここにある。

最新のロボティクスによって
完全自動化された垂直農場

最新のロボティクスによって完全自動化された垂直農場「オポロ・ファーム」が世界で初めて米アリゾナ州で開設された。

ここでは、キューブ型の高密度自動倉庫システムを応用。光や気候などが制御された屋内環境の下、「ビン」と呼ばれるコンテナに自動で種まきされると、格子状に高く組み上げられた「グリッド」に移され、ロボットが「ビン」を「グリッド」上で動かしながら、生育状況に応じて水や養分を最適に得られるように調整する仕組みだ。

従来の農法に比べて水の消費量を20分の1に軽減し、葉野菜やハーブの栽培期間を15日程度まで短縮できる。ここで収穫された作物は、食品スーパーのホールフーズ・マーケットの一部の店舗に供給されている。

©AutoStore


文:松岡由希子

AGRI JOURNAL vol.36(2025年夏号)より転載

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