鈴木農相 1月20日記者会見「水田政策見直しの詳細を6月中に示すよう検討を進めたい」
2026/01/20
鈴木農林水産大臣は1月20日の記者会見で、2027年度からの水田政策の見直しについて「できるだけ6月中に詳細を示すことができるよう検討を進めたい」と述べた。
メイン画像:記者会見する鈴木農相(出典 農林水産省)
鈴木農水大臣
記者会見概要
大臣 1月14日から19日までフランスとドイツを訪問させていただき、ベルリン農業大臣会合に出席をしたほか、食品関係者との意見交換等を行ってまいりました。まずベルリン農業大臣会合におきましては、「持続可能な水の利用」に関する分科会に参加をし、我が国の農業分野での効率的な水管理技術や、森林経営の取組を紹介させていただきました。
―高市総理が昨日発表されました衆院解散に関して、国会への提出法案への影響について1点お尋ねします。国会の審議が、開会が遅れることによって生産現場への運用だったり、周知が遅れる可能性も指摘されていますけれども、この点どういうふうにお考えになっていますでしょうか。
大臣 今朝も総理から解散についてのお話があったところでありますが、次期通常国会で衆議院が解散された場合には、憲法の規定に基づきまして特別国会が招集されることとなります。その後、今後の国会日程が明らかになっていくというふうに考えておりますが、農林水産省としては関係法案を提出できるよう、最終的な詰めの作業を続けているところでありまして、農林水産業の現場の皆さんにとって、何かこれで遅れたじゃないかというようなことが、実際に政策をやっていく上で言われることのないように、しっかり取り組んでまいりたいというふうに考えております。
―関連して衆院解散の影響についてお伺いをしたかったのですけれども、2027年度からの水田政策の見直しについて、6月までに詳細を示すとされていると思いますが、こちらの議論への影響についてどのように考えていらっしゃるのかと、また6月までに示すというお考えにお変わりはないのかお聞かせください。
大臣 水田政策については、昨年閣議決定をいたしました食料・農業・農村基本計画において「令和9年度から根本的に見直す」というふうに明記をされております。これまでも6月末までにという、6月中にお示しをしたいというお話をさせていただきましたので、できる限りその方向でしっかりとお示しができるように、閣議決定に基づきまして、水田政策の見直しについて検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
―昨日の解散表明をされた高市総理の会見で、国の予算の在り方について、毎年度補正予算が組まれることを前提とした予算編成手法と決別して、必要な予算は当初予算で措置をするというような考えが示されましたが、大臣ご自身は、農林水産予算も補正予算が今3、4割程度占めているところかなと思いますが、予算の在り方についてはどのようにあるべきだとお考えでしょうか。
大臣 これは内閣全体で決めるべき事項だというふうに思いますが、やはり予算の執行の点を考えますと、なるべく安定的に先が見通せるということが大事だろうと思いますので、そういう意味で言うと本来補正予算に挙げるべきものなのかどうかということも含めて、できうる限り当初予算でというのは必要な考え方かというふうに思っております。
DATA
取材・文:アグリジャーナル編集部





