ドローンにアシストスーツ…仰天の次世代農業ギア7選
2017/01/23
運搬・計測・記録を行う
自動追従型ロボット台車
作業者の後を追従しながら、重い荷物の運搬、積み下ろしを行う、動く台車「アグビ-」。収穫中は畑の状態や収穫量を計測し、そのデータを使って収穫量や価格の予測まで行ってくれる。身体的負荷を軽減するだけでなく、土壌の可視化、将来の作業計画にも役立つ賢いロボットだ。現在は開発中であるが、販売されれば農作業に欠かせない農家の相棒になるだろう。
アグビ−
価格・発売時期:未定
中西金属工業株式会社・06-6351-4832
中西金属工業株式会社 公式HP
腕を上げた作業を助ける!
クボタのアシストスーツ
人の腕の重さは体重の1/17=約3~4kg。この重い腕を上げたままで行う、ぶどう農園やなし農園等での棚下の作業時には、肩や腕に大きな負担が掛かる。それを減らしてくれるのが、クボタが販売しているアシストスーツ「ラクベスト」。肘をのせるアームの角度は作業高に合わせて調整可能。棚下での長時間作業が疲れにくく作業効率を向上させる、作業者に寄り添った次世代農業機器だ。
ラクベスト
¥129,600
株式会社クボタ・0120-131391
株式会社クボタ 公式HP
無人走行ロボットトラクター
実用化に向けて実証実験中!
<ヤンマーのロボットトラクタ:実用化2018年予定>
<井関農機のロボットトラクタ:実用化2018年予定>
「より少ない人数で、より多くの農作業が行える」そんな夢のようなロボットトラクターの研究が進められている。リモコンで遠隔指示した作業を行うロボットトラクターを有人トラクター等で監視しながら協調作業を行うことができる。ヤンマーは、北海道大学と協同で実証実験を進め、井関農機も実用化に向け研究開発を行っている。実際に実用化されれば、人手の少ない農業現場で活躍すること間違い無しだろう。
Text: Reggy Kawashima
※「AGRI JOURNAL vol.2」より転載