農家後継者が成功するために必要な5つの要素とは?
2017/12/08
事業承継をいち早くはじめる
それこそ成功の道
いかに多くの事柄を引き継ぐ必要があるか。成功する後継者は、事業承継をいち早くはじめている。「いつでも先代のかわりが務まる者」が真の後継者だ。
そこで後継者を自認する「こせがれ」の方に考えて頂きたい。「はたして自分は、いつでも先代にかわり経営者が務まるだろうか」と。意気込みだけでなく、人・もの・お金・情報・顧客の承継に着手あるいは完了していると自信をもって言えるだろうか。
こう問いかけると、改めて後継者という言葉の重みを感じることができるだろう。そして、家業の事業承継を円滑に進めるうえで、何が足りないのかもみえてくるはずだ。
宮治勇輔
神奈川県藤沢市在住。農家のこせがれネットワーク代表理事。実家の養豚業を継ぎ、2006年に株式会社みやじ豚を設立し代表取締役に就任。一次産業をかっこよくて・
感動があって・稼げる3K産業にするべく活動中。
『AGRI JOURNAL』vol.5より転載