農業と発電のソーラーシェアリング、選ぶべき設備は?
2017/08/31
導入する農家も増えてきている、営農型太陽光発電=ソーラーシェアリング。設備を新しく導入するとき、安全性の面からはどのような点に気を付ければいいのだろうか?
太陽光パネルを支える
「架台」は、どう選ぶ?
ソーラーシェアリングとは、農地の上に太陽光パネルを設置して、耕作を続けながら、発電事業にも取り組もうというもの。農業収入と売電収入のダブルインカムを手に入れることができるので、近年、導入する農家も増えてきている。また、太陽光パネルでつくった電気は、国の制度(固定価格買取制度)により、認定年度ごとに定められる固定価格で、20年間にわたって買い取ってもらえるので、売電収益の見通しが明確に立てられ、事業としての安定性は高い。
一般的なソーラーシェアリングの太陽光パネルを支える骨組み(=架台)は、単管パイプで組まれたものがほとんど。しかし地面と接する部分や、トラクタとの軽微な接触などを原因とするキズから、架台の腐食が進んでしまうことも。それらの問題の原因は、架台の品質にある。
そこでこの問題を解決したのが、FRPという特殊繊維で強化されたプラスチックを用いた架台である。
ソーラーシェアリングの施工を手がける翔栄クリエイトは、支柱に太い鋼管を用いつつ、上部の梁には軽量で強靭なFRPを採用し、低重心で安定性に優れたシステムを作り上げている。異常気象の強風にも耐えられるよう、建築基準法の基準風速34mを超える風速55mを基準に設計されているので、安全性が高く、導入した農家の方からの評価も高いという。
ソーラーシェアリング導入時には、いちど検討してみる価値がありそうだ。
株式会社 翔栄クリエイト
東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル2F 03-6894-2211