政策・マーケット

2025年5月に農水省が「バイオスティミュラントの表示等に係るガイドライン」を公開したことで、遂に日本でも、バイオスティミュラントとは何かが定義された。それに準拠して、産地を主体とした任意団体「Eco-LAB」が「自主規格」を、業界団体である日本バイオスティミュラント協議会が「自主基準」を発表した。
【バイオスティミュラント最新動向】農水省のガイドライン策定後、業界各社はどう動く?

茨城県かすみがうら市にて、県内初となる特定地域づくり事業協同組合「かすみガウガウら協同組合」が誕生し、今年4月に事業活動を開始。本組合は、地域の人手不足を解消するモデルとして注目を集めている。
地域の人手不足を解消するモデルとして注目。かすみがうら市で特定地域づくり事業協同組合を結成

アジア最大級の農業・畜産の総合展「農業Week」が10月1日(水)から3日間、幕張メッセにて開催される。展示会場では1,000社の実物を見て試して、比較検討することが可能だ。
農業・畜産の最新技術が幕張に集結!アジア最大級の総合展『農業WEEK』10月1日から開催

日本バイオスティミュラント協議会が、自主基準を策定。バイオスティミュラント製品を安全かつ効果的に使用できるよう、製造者及び輸入者が各製品に関わる情報(安全性、効果の根拠等)を示し、優良誤認とならない表記を行うことを促していく。
日本バイオスティミュラント協議会が自主基準を策定。資材の信頼性向上を目指す

みどりの食料システム戦略において、2030年までに普及率50%を目指すこととされている電動草刈機。そうした草刈機をはじめ、各種電動農機の普及に向け、環境省がモデルケースの実証に取り組むことになり、7月15日から補助金の交付申請の公募を開始した。
草刈り機をはじめ、農業機械の電動化普及へ! 環境省、補助申請の公募を開始、7月25日に説明会も

株式会社ビビッドガーデンは、年々深刻さを増す気候変動の一次産業への影響について調査を実施した。調査によると、多くの生産者が気候変動の打撃を受ける一方、工夫や対策をしながら生産活動を続けていることがわかった。
【調査】猛暑などの影響で約6割の生産者が収穫量減。暑さに強い新品種の導入など気候変動対策を実施

農業経営者にとって、熱中症対策は単なる安全管理を超えた経営課題となっている。2025年6月施行の改正労働安全衛生規則により、事業者に熱中症対策が義務化された。義務化された要件から緊急時の対応方法まで、農業現場で必要な熱中症対策を解説する。
農業経営者必見! 熱中症対策が改正労働安全衛生規則で強化、現場に求められる対応は?

スマート農業の普及を加速させる本格的な動きが始まった。農業業界の多様なプレイヤーで発足した「IPCSA(イプサ)」は、スマート農業技術に対する「コストが高い割に効果が見えにくい」「自分の経営にはフィットしない」といった現場の課題を解決するプラットフォームだ。
スマート農業イノベーション推進会議(IPCSA:イプサ)が設立! 業界全体で、現場への技術普及加速へ

日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトが、全国農協青年組織協議会(JA全青協)の協力のもと農業従事者90人を対象に、「農作業と熱中症に関する実態調査」を実施。夏の暑さによる作業環境や農畜産物自体への影響が明らかとなった。
約9割が「働き方に影響した」と回答 農作業と熱中症に関する実態を調査

国産青果物の流通において、大きな役割を担うJAと市場。一般的な市場流通では、手作業が多く労力がかかることが課題だ。今回の実証では、データ連携によって入荷に要する作業を大幅に削減することを確認した。