農林水産省、野菜生産の衛生管理について注意喚起

食に繋がる野菜づくりにおいて、何よりも大切なのは安全性だ。農林水産省は、今月発表された食中毒の発生を受け、改めて衛生管理について注意喚起している。

食中毒発生を未然に防止
生産段階での衛生管理を徹底

農林水産省では、生食用野菜が原因とされる大規模な食中毒の発生を未然に防止するため、生産段階における野菜の衛生管理を進めてきた。また、平成25年から28年度まで全国で実施した土耕栽培のレタス等の生食用野菜の微生物実態調査の結果、有害微生物は検出されておらず、こうした野菜が圃場で有害微生物により汚染されている率は極めて低いことが確認されている。

しかし今月15日、サンチュを食べたことに関連の疑いがある腸管出血性大腸菌O157の食中毒・感染症の発生が、厚生労働省から発表された。※厚生労働省公表資料(PDF)

この公表を受けて農林水産省は、全国の葉物野菜(特に生食用のもの)の生産者に対して、衛生管理指針に基づき、栽培に使用する水、農機具・収穫容器の管理、収穫物の適切な温度管理等を実施するよう徹底を図るとともに、都道府県などからその結果の報告を求めると発表した。消費者により安全な野菜を供給することを第一として、改めて「栽培から出荷までの衛生管理指針」に基づく野菜の衛生管理の取組の徹底を進める方針だ。

また、消費者に向けても、適切な温度管理、十分な手洗いや野菜の洗浄、清潔な調理器具を使用などの衛生管理の取組を呼びかけている。※農林水産省資料(PDF)

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