簗農相 10月13日記者会見「省内に ”お支えチーム” 関係者に非常に負担をかけて大変申し訳なく思っている」
2026.10.13
簗和生農林水産大臣は10月13日の記者会見で、省内に簗大臣お支えチームが内々につくられたことについて、「関係者に非常に負担をかけて大変申し訳なく思っている」と述べた。
メイン画像:記者会見する簗和生 農林水産大臣(出典 農林水産省)
簗農水大臣
記者会見概要
―コメについて伺います。本日、令和8年産コメの作付面積と9月25日現在の予想収穫量が発表されます。9月の長雨などが供給量に与える影響をどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。併せて、備蓄米の買い戻し・買い入れの判断や検討状況について教えてください。
大臣 9月25日現在の予想収穫量につきましては、本日16時に公表予定としておりまして、現時点では公表前ですのでコメントは控えたいと思いますけれど、政府備蓄米の買い戻しにつきましては、食料安全保障の観点から、まずは先般決定をした令和7年産米21万トンについて引き渡しに向けた手続きを円滑に進めていくことが重要と考えていますので、こうした手続きを着実に進めてまいりたいと思っております。
今後も、従来より申しておりますけれど、食料安全保障上の観点から適正水準100万トン程度というものを回復することは必要なことでございますので、需給状況などをしっかり見定めた上で、時期を失することなく着実に備蓄水準の回復に努めてまいりたいと考えているところでございます。いずれにいたしましても、長雨の影響で生産者の皆様が非常に収穫が遅れたりといった状況もあって心を痛めていらっしゃることもお聞きしておりますので、しっかりと生産現場に寄り添う形で引き続き状況を注視して適切な対応を講じてまいりたいと考えております。
―いわゆる予算カット発言で大きく2点伺います。 参院の野党6党の国会対策委員長は本日、簗大臣に対して問責決議案の提出を検討することで一致しました。どのように受け止め、どのように対応する方針か教えてください。
大臣 国会の決議になられることについては立場上申し上げることはできませんけれど、引き続きしっかりと説明を尽くして、真摯に対応してまいりたい、そのように考えております。
―大臣を補佐しようと農水省内に支えるチームが内々に作られました。所管のほかにも人手が足りない部署から集めているとのことで、大臣については公選法違反の疑いがあるとの報道もされており、法律的な論点を整理し、国会答弁や報道対応を強化するということです。省内から勤務時間中に本来業務を差し置いてやるべきことかなどの疑問の声も出ていますが、そうした省内の声をどのように受け止めていらっしゃいますか。
大臣 こうした形でさまざまな対応に関係者の皆様含めて当たっていただいているということには、私ども心苦しく思っております。私の政務に関わることについては、一義的には私のスタッフが対応しているところでございますけれど、国会対応ですとか大臣としての職務の関係でこうしたことに当たってもらっている職員もいますので、そうした事情でございます。いずれにしても、関係者に非常に負担をかけているということもありますので、その点については大変申し訳なく思っております。
―来年度予算案の概算要求に関する各省庁の交渉が始まっていますが、大臣としてどう臨まれるか、どのような予算配分を目指すのか教えてください。
大臣 全体の予算については、今後、財務当局とも折衝していくという段階に入ります、予算編成に向けてですね。
党の中でも議論をスタートしていただきました。その中で、従来より生産現場からいただいているお話として、将来に向かって意欲を持って営農が継続できる、そうした単価の水準・要件、こういったものを確実に確保してほしいというお話をいただいておりますので、そうしたご意見を踏まえてしっかりと対応してまいりたいと思っております。 要件・単価の詳細の取りまとめは今後ということになりますので、党の議論、ご意見もしっかり受け止めながら、こうしたものをしっかりと定めていきたいと思っております。
具体的な水準などについては今の段階でお示しすることは困難でありますけれど、いずれにしましても、将来にわたって国民の皆様に食料の安定供給を確保していく中で、水田政策、これは大変重要でございまして、今回特に水田・畑を問わず生産性向上を果たして、食料自給率が必要なものについてはしっかりと生産振興を図っていく、こうした方針を打ち出していますので、生産現場の皆様ともしっかりとその意識を共有して、意欲を持って営農していただける、そういう環境づくりを作る上でも、しっかりとした制度として取りまとめてまいりたいと考えております。
DATA
取材・文:アグリジャーナル編集部
RANKING
MAGAZINE
PRESS








