2027年国際園芸博の最新エリア図を公表 農と食の体験型企画の内容は?
2026.10.26
2027年国際園芸博覧会協会は、横浜市を舞台とする同博覧会の新たな会場全体図を公表した。敷地を南北の2大エリアに分類して、各ゾーンを色で区切り視認性を高めた。あわせて「農と食」の体験型企画や主催者展示の具体的な内容も明らかになった。
メイン画像:©Tourguide Vn/Shutterstock.com
南北エリアと9区分へ再編
視認性の高い最新マップを公開
GREEN×EXPO 2027の会場全体図(出典 2027年国際園芸博覧会協会)
2027年国際園芸博覧会協会は、神奈川県横浜市で開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の新たな会場全体図を公表した。今回の更新では、出展パビリオンの位置関係や構造を直感的に把握できるよう、設計上の見直しが行われている。具体的には、敷地全体を南北に大きく分けたうえで、内部の区分を「ビレッジ」ならびに「ゾーン」として整理し、各領域を色分けして名称を設定した。北側のエリアには、西GXビレッジ、東GXビレッジ、農と食ビレッジ、クラフトビレッジ、キッズビレッジ、国際ゾーンという6つの区分を配置する。一方の南側エリアには日本ゾーンと里山ビレッジを配置し、双方の領域を結ぶ結節点としてテーマゾーンを設けた。これにより、全体で9つの特定領域が形成されている。
さらに「花・緑出展」が行われる各展示場所についても具体的な命名が進められ、「農と食の庭」や「世界の庭」といった領域名が提示された。訪れる人達が目的地へスムーズに足を運べるように配慮している。
農と食を直接体験する
3つの主催者企画の最新情報
テーマ館の愛称は「ねっこ」に決定(出典 2027年国際園芸博覧会協会)
会場図の刷新に併せて、博覧会のメインテーマとなる「農と食」の魅力を多角的に伝える主催者展示に関する最新情報も公表された。今回発表された3つの主催者企画では、参加者が自ら手を動かし、実感を伴って学べるプログラムが用意されている。
「みつばちファーム」では、野菜や花々が育つ農地を舞台とし、作物の栽培から収穫、食糧を得るまでの一連のプロセスを直接試すことができる。「クラフトガーデン・クラフト館」は、日本の暮らしを長く支えてきた薬用作物や工芸作物を育て、紙すきや手染めなどの伝統技法を学べる場となる。そして「キッズガーデン」には、「緑の迷路」や「ツリークライミング」といった各種アトラクションを組み込み、子どもの探求心を刺激する。
2026年9月18日時点で早割1日券や各種パスなどを合わせた累計販売枚数は約261万枚に達した。広大な会場内で「農と食」の多様な価値や自然との関わりを五感で体感できる工夫が施されており、開幕に向けた具体的な展示計画と準備が着々と進められている。国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)は、神奈川県横浜市(旧上瀬谷通信施設)を会場に2027年3月19日から9月26日まで開催される。入場チケットは、公式チケットサイトや各販売事業者にて販売されている。
DATA
取材・文/アグリジャーナル編集部
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