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高温ストレス対策や根張り向上に!「活性フルボ酸」のバイオスティミュラント

近年の人口増や温暖化に対応するため、農作物の生産性を高める目的で「バイオスティミュラント」の活用が注目されている。その1つであるデンカ株式会社の「レコルト®」の有効性を紹介する。

環境ストレス耐性を高める
バイオスティミュラント

猛暑や集中豪雨、大型の台風など異常気象から農作物を守る技術として注目されている「バイオスティミュラント」。日本語では「生物刺激剤」と訳され、一般的な肥料や農薬とは異なる、農作物を活性化する資材である。気候や土壌の悪コンディションに起因するダメージを軽減し、作物生育の健全化をもたらす。

デンカ株式会社では50年以上前からバイオスティミュラントの1つである腐植酸を使用した固形肥料の「アヅミン®」を販売しており、その技術とノウハウをもとに、より効果が高く使いやすい腐植酸液状複合肥料「レコルト®」を新たに発売した。

腐植酸液状複合肥料「レコルト®」。保証成分として窒素(1%)と加里(8%)、含有成分として3%のフルボ酸を含んでいる。

「レコルト®」に含まれるのは、植物に対して高い活性を持つとされるフルボ酸。フルボ酸とは森林の土壌を形成する腐葉土などに多く含まれる腐植物質のひとつで、水に溶けやすいのが特徴。根の活性を高める効果などが確認されている。
デンカでは独自技術により高濃度のフルボ酸を生成、抽出することに成功。その高活性フルボ酸を製品化した「レコルト®」を使用することにより、農作物の根張りがよくなり、さらに高温や塩類などの環境ストレスへの耐性が高まる。その結果、育成健全化や品質向上が期待できる。

実証実験でも葉菜類、果菜類、穀物類、豆類など幅広い作物で良好な結果が確認されている。特に他の液肥と混合しても沈殿しにくいことから施設園芸における養液栽培を中心に導入が広がっているという。

 

一般的な腐植物質との違いは?

一般的な腐植物質

複雑な構造で高分子量、かつ分子量分布範囲が広い。保肥力向上などの機能を持つ。㏗によって沈殿する場合がある。

レコルト®

独自製法により高濃度のフルボ酸を生成、抽出した。フルボ酸は植物に対して高い活性を持つとされ、㏗によらず沈殿しにくいことが特徴である。

 

Point!
高温ストレスへの効果

フリルアイス(雪印種苗)で高温ストレス処理を実施。対照区(レコルトなし)に比べて、レコルトを施用したものでは生育が旺盛であった。また、高温による葉焼けの軽減が認められた。

【写真左:対照区(レコルトなし)/中央:レコルト 1,000倍希釈/右:レコルト 500倍希釈】

問い合わせ

デンカ株式会社
エラストマー・インフラソリューション部門 アグリプロダクツ部
レコルト製品紹介ページ

問い合わせの際は、「アグリジャーナルを見た」とお伝え下さい。


文/大澤秀城

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