【超農祭2025】会場で見つけた節水型乾田直播栽培などにおすすめの製品・サービス3選

近年、地球温暖化の影響とみられる異常気象が、農業者の経営と栽培計画を根本から揺るがしている。今回は、そんな現状にも対応する、超農祭2025でみつけた節水型乾田直播栽培などにおすすめの製品・サービス3選を紹介する。

<目次>
1.除草作業を変える機械式全面除草作業機
2.土壌改善AIと成果保証型雑草管理で米の収量を保証
3.ビール酵母資材が稲の生育を促進

 

除草作業を変える
機械式全面除草作業機


ヤンマーアグリジャパンは、中型トラクターから使える播種機や除草作業機を超農祭の会場で紹介した。参加者の注目を集めていたのが、機械式全面除草作業機「タインウィーダー(タイン式除草機) AEROSTARシリーズ」。オーストリアの農機具メーカー「Einböck社」が製造している。

作物を傷つけずに雑草を根元から引き抜くのが特長だ。折りたたみ式になっているため、コンパクトに収納できる。メーカー希望小売価格は作業幅5mのモデルで税込270万円程度を想定。2026年2月以降の発売を予定している。有機栽培・特別栽培にもおすすめの作業機だ。

DATA

ヤンマーアグリジャパン

土壌改善AIと成果保証型雑草管理で
米の収量を保証


BASFジャパンは、デジタル農業プラットフォーム「xarvio® HEALTHY FIELDS」に、土壌改善AIサービス「Humus」を組み合わせることで、国内初となる米の収量保証型サービス「xarvio® HEALTHY FIELDS forRiTA」の提供を開始した。

このサービスは、節水型乾田直播栽培の稲作農家に対して、土壌改善の実践や雑草管理などを支援する。事前に合意した条件で栽培を行うことで収量の向上を目指し、10アールあたりの収量が8.5俵を下回ると一部を返金、6.5俵を下回ると全額が返金される。このサービスは、NEWGREENを総合窓口として農業者に提供される。

DATA

BASFジャパン

ビール酵母資材が
稲の生育を促進


アサヒバイオサイクルは、ビール製造時の副産物であるビール酵母資材を活用して、2024年から節水型乾田直播の実証栽培に取り組んでいる。

ビール酵母資材を種もみに処理すると、発芽に必要な活性酸素種が即時に生成され、水や養分が不足しがちな乾田や低温などの悪条件下においても、しっかり発芽させて根張りを良くすることが期待できます。最近は節水型乾田直播栽培での話題が中心ですが、もともと慣行栽培でも活用されており、果菜類や野菜など幅広い作物で使用されています」と同社の担当者は説明する。

DATA

アサヒバイオサイクル

AGRI JOURNAL vol.38(2026年冬号)より転載

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