農薬を最大99%削減! 農業大国オランダの「翼型噴霧ユニット」

オランダで開発された噴霧ユニット「ウィングススプレイヤー」。農薬消費量を最大99.8%まで削減できるが、その画期的な仕組みは「航空力学」の応用によって生まれたという。

アイキャッチ:©Wingssprayer BV The Netherlands

航空力学に基づいた設計で
農薬散布をよりスムーズに

オランダ出身の発明家ハリー・フーベン氏によって開発された「ウィングススプレイヤー」は、航空力学に基づく空気流を応用することで、農薬消費量を最大99.8%削減できる噴霧ユニットだ。

©Wingssprayer BV The Netherlands

航空機の主翼を模した”翼”は、下降気流を発生させて作物を適度に開き、農薬を奥まで効率的に行き渡らせることができるほか、風よけの役割も担っており、多少の風でも散布作業をスムーズに実施できる。

また、セラミック製のスプレーが従来に比べて10倍細かいミストを噴霧。作物をいためず、より広い面をカバーできるのも利点だ。

ジャガイモ、ニンジン、タマネギなどの野菜のほか、穀物、果物、花の球根まで、様々な作物に幅広く活用されている。

DATA

Wingssprayer


text: Yukiko Matsuoka

AGRI JOURNAL vol.08(2018年夏号)より転載

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