温度で“色が変わる”遮光材! 収量34%増の新技術が商業化へ

イギリス発のアグリテック企業が開発した遮光コーティング材が実用化に前進。気温に応じて自動で光を制御する革新的技術と、商業試験・量産化に向けた最新動向を紹介する。

メイン画像:©Albotherm

温度で色が変わる遮光材
収量増とコスト削減を両立

イギリスのアグリテック企業アルボサームは、温度変化に反応し、自動で光量を調節できる遮光コーティング材の商業化に向けたプロジェクトを開始した。ハウスにコーティングすることで、気温が上昇すると透明から反射性の白色へと自動的に変化し遮光効果を発揮し、気温が下がると再び透明に戻り、最大限の光を取り込むことができる。過去の施策では、作物への熱ストレス軽減により、平均34%の収量増加が確認された。

©Albotherm

プロジェクトでは製品性能の最適化と大規模生産の両立を目指し、商業試験やライフサイクル評価も進める。さらに、既存のガラス温室やポリトンネルにも利用可能で、低コストで収量を維持できる技術として普及が期待されている。


文/Ellis

AGRI JOURNAL vol.39(2026年春号)より転載

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