注目キーワード

政策・マーケット

農業分野での新規ビジネス創出・マッチングを目指すイベントが開催!

農林水産・食品分野に異分野の知識や技術を導入して、新たな事業・商品を生み出し、国産農林水産物の価値の連鎖を形成することを目的とした「知」の集積と活用の場®にて、産学官連携協議会のセミナーと意見交換会が1月23日(木)に行われる。

「知」の集積と活用の場とは

農林水産省が推進する「知」の集積と活用の場は、農林水産・食品分野に異分野のアイディアや技術を導入して新たな商品化・事業化を目指す、産学官連携のオープンイノベーションの場だ。2016年4月に発足し、約3,000人の会員が在籍・活動を行っている。

出展:「知」の集積と活用の場

i. 産学官連携協議会

産学官連携協議会では、農林水産・食品分野と他分野の幅広い組織・人材を会員として、会員の相互交流や生産現場から消費に至る様々な情報交換を通じ、共通の研究課題に取り組む研究開発プラットフォームの形成を促進する。

ii. 研究開発プラットフォーム

研究開発プラットフォームでは、一定の研究テーマに関する新たな研究開発に向けた戦略づくりを行う。

iii. 研究コンソーシアム

研究コンソーシアムでは、研究開発プラットフォームの戦略に基づいて、革新的な研究開発を行う。

同協議会は、産学官連携協議会、研究開発プラットフォーム、研究コンソーシアムの3層構造からなり、日本食・食産業のグローバル展開、健康長寿社会の実現に向けた健康増進産業の創出、農林水産業の情報産業化と生産システムの革新などを含めた6つのテーマの研究を推進している。


農林水産省内にてセミナーと
意見交換会を開催

2020年1月23日に開催される『「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会 セミナー・意見交換会』は、会員以外にも開かれた場だ。同協議会の活動に興味がある方であれば誰でも参加できる。農林水産分野・食品分野の現在を知りたい方や、スマート農業関連で新規ビジネスの創出を考えている方は参加してみてはいかがだろう。

会場は農林水産省(東京都市依田区霞が関1-2-1本館7階)共用第1会議室を予定。時間は14:30から18:00まで。

プログラム

議題提供:研究開発関係の例話2年度予算案について

セミナー:農業分野、工業分野における技術標準化の取組紹介(講師:経済産業省 産業技術環境局基準認証政策課、農林水産省 大臣官房政策課技術政策室)

意見交換会:スマート農業関連サービス産業創出に向けた意見交換会(事例発表者:東京海上日動火災保険株式会社、inaho株式会社、株式会社ジェイエイフーズみやざき)


問い合わせ

農林水産省 農林水産技術会議事務局
研究推進課 産学連携室
代表:03-3502-8111
参加申し込み:「知」の集積と活用の場


Text:高橋みゆき

関連記事

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 土壌の保水力・保肥力を向上させる「EFポリマー」が日本随一の畑作地帯・十勝に上陸!...
  2. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  3. 強力な多年生雑草もすっきり一掃! コメリのおすすめ除草剤「マルガリーダ」とは?...
  4. アザミウマの発生を1/10程度に削減! イチゴ農家を救うLEDの赤い光
  5. 薄緑の葉色は「鉄欠乏」のサイン? 予防と対策は?
  6. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  7. 日本初、土壌水分センサーを120個設置! ICTが導くみかん栽培の最先端
  8. 雑草のプロフェッショナルに聞く! 草をマルチにするメリットと留意点
  9. JAが「農業協同組合」であり続けるために 経営危機を乗り越えるためにすべきことは?...
  10. 被るだけで-10℃!?1ヶ月で完売した「ウルトラライトハット」が今年も発売...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.31|¥0
2024/04/19発行

お詫びと訂正