【自動操舵の事例と可能性】FJダイナミクスは、いかにグローバル企業に進化したのか?
2026.03.30 PR
FJダイナミクスは2017年にジェームズ・ウー(呉迪)氏が設立した、ロボティクスを強みとするスタートアップ企業だ。それが今では、世界で100以上の国・地域で製品を販売するグローバル企業へと急成長を遂げている。
1.グローバルディーラーカンファレンスが示したFJDの現在地
2.100を超える国・地域から来場者が集結!
3.FJDが日本で世界で存在感を放つ理由
4.ユーザーが語るFJD製品の魅力
5.破壊的創造者から”基準をつくる企業”への進化
グローバルディーラーカンファレンスが示した
FJDの現在地

2017年の創業から現在まで、100以上の国・地域で製品を販売するグローバル企業へと急成長したFJダイナミクス(以下、FJD)。そんなFJDの急成長を象徴するイベントが、2026年1月に中国・南京で開催された「2026年グローバルディーラーカンファレンス」。テーマは「Together Toward Tomorrow(共に未来へ)」。世界100以上の国・地域から約500名のディーラー、パートナーが集結し、会場は熱気に包まれた。
基調講演に立ったFJD創業者兼CEOのジェームズ・ウー(呉迪)氏は、同社の成長を支えてきたグローバルネットワークへの謝意を示したうえで、新たな戦略指針「Think Fast,Act Fast」を打ち出した。研究開発から市場投入までのスピードをさらに高め、「高精度」という価値を世界中の現場で「すぐに体感できる現実」へと変えていく…それが同社の次なる挑戦となる。
「誰も”きつい仕事”はしたくない。自動化は世界の流れです」とジェームズ・ウー(呉迪)氏は語った。この言葉は、農業生産現場産業の未来像を端的に示していると言える。
100を超える国・地域から
来場者が集結!

会場では、2026年の製品ロードマップも発表された。自動操舵、レベラー、精密散布システムなど、無人化・高精度化を軸とした製品ラインナップが展示され、FJDのロボティクス企業としての裾野の広さを印象づけた。
展示エリアには様々な製品・ソリューションが並び、各国ディーラーが真剣な眼差しで性能を確認する姿が見られた。特に盛況だったのが、屋外のデモンストレーション。実機を操作しながら精度や安定性を確かめるプログラムには、長い列ができていた。導入を前提とした具体的な商談も、その場で進んでいたはずだ。ヨーロッパ、アジア、南米などからの参加者が製品を前にし、触れ、操作しつつ、メーカー担当者らと真剣に意見を交わしていた。このディーラーカンファレンスは単なる製品発表会ではなく、「グローバルネットワークの集約地点」としての機能を果たしている。
FJDが日本で世界で
存在感を放つ理由

これまで見てきたように、FJDは着々とグローバル企業として成長を遂げているが、ここ日本市場でも存在感を確実に高めている。主力製品はお馴染みの「FJD AT2 自動操舵システム」。あらゆるトラクター・田植機などに後付け可能であり、高精度、導入しやすい価格帯が評価され、国内で着実にユーザーを増やしてきた。
「日本の農業生産者は『本当に機能するか』を厳しく見極めます。スペックや価格だけではなく、実際の作業で安定して使えるかどうか、が導入の分かれ目となります。その点で当社の『AT2』は、メーカーを問わず後付けできること、多様な作業体系下でも機能すること、お求めやすい価格、そして信頼できる日本国内ネットワークによるサポートが高く評価され、信頼を積み重ねてきました」。取材に対応してくれたFJD日本チームの関係者は、支持されている理由をこのように語った。
ユーザーが語る
FJD製品の魅力
1. 人材育成と安定生産を支える基盤技術(中森農産:穀物栽培)

埼玉県加須市を拠点に水稲・小麦・大豆・ソバなどの穀物を約330haで栽培する中森農産。関東有数の作付規模を誇る「メガファーマー」でありつつ有機JASやJGAPにも取り組んでおり、先進的な大規模経営法人として知られる。従業員24名(若手中心・未経験者7割)という体制で規模拡大を続けている。

そんな中森農産では、2025年に「FJD AT2自動操舵システム」を2台導入した。加須営農所所長の遠井広信さんは、
「”まっすぐ走る”を機械が担ってくれることで、経験の浅い新規メンバーでも後方作業に集中でき、大豆のカルチ除草や水稲の乾田直播などの作業精度と作業効率が向上しました。大規模経営における人材育成と安定生産を支える基盤技術として、有効活用しています」と話した。

2.数センチの調整機能で、理想の種植えを実現(フランス東部の農家:くるみ栽培)

ヨーロッパ最大のくるみ生産国であるフランスでも、FJDのプロダクトを活用したスマート農業技術が導入されている。くるみ栽培で重要なのは土壌環境と植栽間隔の2点。特に植栽間隔は日照と風通しを左右する大事な要素。間隔が近すぎると互いに栄養を奪い合い、最終的な収穫量に大きな影響をもたらす。限られた農地で最大量の収穫を行うには、細かい調整が必須となっている。
その点、FJD AT2は自動操舵マーキング機能を活用することで、理想的なくるみの栽培環境を実現した。この機能は設定した間隔に基づいて、種を植える場所を生成し、そのポイントに着くとアラームがなるシステムとなっている。

「AT2の機能を活用することで、くるみの種植えを数センチメートル単位で、正確に行うことができた!」とAT2を導入したくるみ農家の担当者はコメントした。歴史の長いくるみ栽培のノウハウが、FJDのスマート農業技術と組み合わさることで、「経験」が「精度の高い技術」へと進化したのだ。
破壊的創造者から
“基準をつくる企業”への進化

今回のカンファレンスでは、同社のグローバルで1,000社以上という正規ディーラーを擁する体制や、ディーラー管理システム(DMS)による販売・サポートの高度化も紹介された。優秀ディーラーの表彰では、五大陸から代表が登壇し、担当地域での成功事例を共有した。これは同社が単なるメーカー=製品提供企業ではなく、各国のパートナーとともに成長するエコシステムを築いていることを暗示した。
設立から数年でグローバルに製品を展開し、100を超える国・地域からパートナーが一堂に会するイベントを主催する企業へと成長した背景には、「技術力」「価格競争力」だけでなく、スピードと協業を重視する企業文化がある。
「Together Toward Tomorrow」という言葉は、単なるスローガンではない。現場で汗を流す農業生産者の負担を軽減し、生産性を高める、という明確な目標に向かってグローバルに連携する、という同社の姿勢そのものだ。
FJダイナミクスは今、業界の破壊的創造者から、業界の基準をつくる存在へと、さらに歩みを進めている。その動向は、日本の農業生産者にとっても無縁ではない。今後もしばらく、同社の動きから目が離せない。
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FJ Dynamics
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※株式会社FAGが日本国内の総代理店として、2020年秋より取扱いしている
メールアドレス:fengjiangdynamics@gmail.com
文:川島礼二郎
Sponsored by FJ DYNAMICS INTERNATIONAL LIMITED
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