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「農家・オブザイヤー」開催! 金賞は誰の手に!?

全国の農家の中からノミネートされ、消費者の声と投票により"本当においしい"農産物を決める「農家(ノーカー)・オブザイヤー」が開催された。農業関係者以外からも注目度の高いこの授賞式で、金賞に選ばれたのは一体……!?

全国の「おいしい!」が集まる
農家の祭典を開催

2018年3月5日に開かれた、オイシックスドット大地株式会社が運営する農業者向けイベント「N-1サミット2018」。その中で、今年で14回目を数えるコンテスト「農家(ノーカー)・オブザイヤー」が開催された。

全国2,700名以上のカリスマ農家の中からノミネートされる「農家・オブザイヤー」は、経営や農業技術といった観点ではなく、消費者の「おいしい」という声と投票を基に評価されるため、注目度も高い。

まさしく農家冥利に尽きる名誉だが、今年の金賞は一体誰の手に……!?

金賞は愛情たっぷりな
福島の「きゅうり」!

今回のコンテストには、全国から総勢23名がノミネート。見事金賞に輝いたのは、福島県の生産者団体「福島わかばの会」のきゅうりだ。

「福島わかばの会」は、東日本大震災の影響で福島の野菜が思うように売れない中でも、”本当の野菜の味”にこだわり続けた。たとえ手間がかかっても、愛情を込めて育てる「手作り野菜」に情熱を注ぎ、消費者からは「味が濃い」「パリッとみずみずしく香りが豊か」といった多くの「おいしい」感想が寄せられた。

最高金賞:福島わかば会授賞式の様子

続く銀賞に選ばれたのは、千葉県の伊原努さんがつくる「みつトマト」。今回で8年連続入賞を果たした「みつトマト」は、土の代わりに医療分野でも使用されるという”薄い透明なフィルム”を栽培に活用。水分値を細かくコントロールすることで、高糖度のトマト育成に成功している。

銀賞:伊原さん授賞式の様子

そして銅賞は、兵庫県の小山竜平さんがつくる「かがやケール」。水耕栽培を採用した「かがやケール」は、赤と青の特殊なLEDライトの光を調整することで、サラダとしても使えるほど柔らかく優しい味わいを実現したという。

銅賞:小山さん授賞式の様子

▲左から農家・オブザイヤー受賞者の伊原努さん、福島わかば会のみなさん(4名)、小山竜平さん

このようなイベントを通して、農家同士が学び、交流し、称えあうことで、生産のモチベーションアップに繋がるだけでなく、農業界全体がさらに盛り上がっていきそうだ。

DATA

オイシックスドット大地株式会社

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