除草から収穫まで、新しい作業もすぐに習得? AIで学習・自走する多機能農業ロボットがドイツで始動

ドイツのマックス・プランク研究所とテュービンゲン大学が、AI搭載の自律型農業ロボット「ポリボット」の開発に取り組んでいる。多品目栽培に対応し、除草・剪定・収穫などの農作業を自動化するほか、学習機能も搭載する。

除草や収穫、剪定をこなす
ポリカルチャー向けロボット

独マックス・プランク研究所やテュービンゲン大学らの研究チームは、最新のAIを活用したポリカルチャー(混作・多品目栽培)向けの完全自律型農業ロボット「ポリボット」の開発に取り組んでいる。除草から剪定、収穫まで、様々な作業を自動化する多機能で汎用性の高いツールを志向しているのが特徴だ。

トマトの収穫のように複雑な作業もこなせる精密なマニピュレーターを備え、高度な制御システムにより、農家のデモンストレーションを通じて新しい作業をすぐに学習できる仕組みになっている。研究チームではドイツの政府機関から約22万ユーロ(約3520万円)の助成金を受け、現在、事業化フェーズへの移行に向けて、このロボットの検証をすすめている。

©Polybot


文:松岡由希子

AGRI JOURNAL vol.36(2025年夏号)より転載

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