“誰でもできる”高糖度トマトの農法を聞いてきた!

神奈川県藤沢市にあるJAさがみわいわい市藤沢店に、朝一ですぐに売り切れてしまうほど人気のトマトがある。その高糖度トマトを作り出す農園を訪れ、栽培方法の秘訣を聞いた。

雪害の後の奮起
1からのスタート

県外からも口コミでファンが訪れるという高糖度トマトを作るのは、藤沢市認定農家、佐藤農園の佐藤智哉さん。佐藤さんのトマトは、甘いだけでなく旨みが凝縮しており「これ本当にトマトなの?」と驚くお客さんがいるほどだ。大量に購入してはご近所に配ったり、お土産にしたりと、誰かと共有したくなる美味しさだ。

aj_den20161018_04

先代の頃から評判の高かった佐藤農園のトマトは、新たな技術の導入でさらに広がりを見せる。

 

佐藤さんは2009年に就農、その後2014年に先代の後を継ぎ農園主となった。しかし農園主となってすぐにハウスが雪害に襲われるなど、厳しい船出を経験した。そんな時に出会ったのが、「アイメック®フイルム」を用いた農法だった。

ハイドロゲル膜の上に作物を植えて育てる農法で、生育のばらつきが少なく管理が簡便であるほか、廃液がゼロで環境に優しいなどの特徴がある。さらに、佐藤さんがこの農法に決めた理由は2つあった。

aj_den20161018_06

「一人だけが実現できる味ではなく、全員で美味しいトマトを作りたい」(佐藤さん・写真中央)。

 

12>
PICK UP
注目記事

RANKING

  1. 1
    鈴木農相  7月28日記者会見「備蓄米の早期買い戻しを断念、全国の作柄を踏まえて最終判断」
    鈴木農相 7月28日記者会見「備蓄米の早期買い戻しを断念、全国の作柄を踏まえて最終判断」
  2. 2
    茶畑で実証された営農優先の営農型架台。「太陽業」を支え、農家の未来をともに描く
    茶畑で実証された営農優先の営農型架台。「太陽業」を支え、農家の未来をともに描く
  3. 3
    【製品レビュー】想像以上にパワフル! STIHLのバッテリー刈払機とハーネスで、草刈り疲れからの解放へ
    【製品レビュー】想像以上にパワフル! STIHLのバッテリー刈払機とハーネスで、草刈り疲れからの解放へ
  4. 4
    糖度で値段を変える ミニトマト最高金賞・澤藤園が選んだ、味を売り切る設計とは
    糖度で値段を変える ミニトマト最高金賞・澤藤園が選んだ、味を売り切る設計とは
  5. 5
    脱炭素化や農業活性化へ。ソーラーシェアリングの専門会社が、地域の農業振興や経済循環をワンストップでサポート
    脱炭素化や農業活性化へ。ソーラーシェアリングの専門会社が、地域の農業振興や経済循環をワンストップでサポート

MAGAZINE

vol.40|¥0
2026/07/01発行

PRESS