赤色LEDと青色LEDの併用で捕虫数が約10倍に! イチゴを守る、農薬に頼らないアザミウマ対策
2026.07.06 PR
春先になると急増し、イチゴ農家を悩ませるアザミウマ。埼玉県さいたま市の細田ファームでは、農薬使用を抑えながら被害を軽減するため、ホタルクスの赤色LEDと青色LED捕虫器を試験導入した。都市農業の現場で見えてきた、その可能性とは。
花に付着するアザミウマが
赤色LEDで約55%減少
埼玉県さいたま市でイチゴ農園を営む細田貴一さんは、消費地に近い立地を活かした都市農業の実践者。本年度は「あまりん」「べにたま」など埼玉県オリジナル品種を中心に6品種を栽培している。市場への出荷は行わず、地元スーパーの直売コーナーや自宅販売を通じて消費者へ届けるスタイルだ。量よりも味を重視し、「自分が納得できるイチゴを販売したい」という思いで栽培に取り組む。
写真左:細田ファーム 細田貴一さん 写真右:さいたま市見沼グリーンセンター 祖父江恵理子さん
そんな細田さんが近年頭を悩ませていたのが、果実に被害をもたらすアザミウマだった。
アザミウマは気温が上昇する春先から急増し、特に4月頃には爆発的に増殖する。これまで細田ファームでは薬剤散布による防除を行ってきたが、「できるだけ農薬に頼らない栽培をしたい」という考えから、新たな対策を模索していた。
そんな中、農業指導を行うさいたま市見沼グリーンセンターの祖父江恵理子さんが2024年の展示会でホタルクスと出会い、アザミウマの発生を抑える農業用照明「HotaluX AGRI-RED」を細田さんへ提案。試験導入後の調査では、花に付着したアザミウマの数が無処理区と比べて約55%減少し、虫が周辺に存在していても、花への飛来を抑える効果が確認された。
本年度は約90坪の土耕イチゴハウス内に20個の「HotaluX AGRI-RED」を、ハウス側面に6個の「HotaluX AGRI-BRIGHT BLUE+捕虫キット」を設置し、対照区と比較した。
2つのLEDを駆使して
防除と捕虫のダブル効果へ
さらに今シーズンは青色LEDを活用した捕虫器「HotaluX AGRI-BRIGHT BLUE+光捕虫キット」の試作機も導入した。既存の色付き粘着板と比較して捕虫数が3月に約4倍、4月に約6.5倍、5月でも約4倍にのぼり、明らかな差があった。また「肉眼で確認しにくいアザミウマを効率的に捕獲できるだけでなく、発生状況を早期に把握する予察資材としての活用も期待できそう」と祖父江さん。
祖父江さんはアザミウマの発生数を詳細にデータ取りし、設置の効果を検証した。
一方で、細田さん自身は「数字としては効果が出ているが、さらに栽培のレベルを上げていきたい」と目標は高い。今後も天敵資材や薬剤、防虫ネットなどを組み合わせながら、より環境負荷の少ない防除体系を模索していく考えだ。
「目標は、アザミウマの被害をほぼなくして、農薬を使わないイチゴ栽培」と細田さん。そんな細田ファームのイチゴを求めて遠方から買いに来るリピーターも。
改良を重ねて販売開始!
GPEC会場限定キャンペーンも
今回取材した細田さんの圃場に設置されていた試作機から改良を重ね、2026年夏より「HotaluX AGRI-BRIGHT BLUE+光捕虫キット」の販売がいよいよ開始される。

株式会社ホタルクスの担当者は、「試作機と比べ、今回発売する製品は粘着面の面積が2倍以上になっています。捕虫面積が2倍=捕虫力も2倍とすると、細田さんの圃場の結果平均が、既存の色付き捕虫シートのだいたい5倍の捕虫結果でしたので、製品版は2×5=10倍の捕虫力があると見ています」と話す。
7月15日~17日に開催される「施設園芸・植物工場展(GPEC)」に出展する同社のブースでは、仮申し込みの会場限定キャンペーンも実施予定とのことなので、興味を持たれた方は足を運んでみてほしい。
小間番号:J-23
株式会社ホタルクスは7月15日~17日に開催される施設園芸・植物工場展(GPEC)に出展。その場で仮申し込みをしていただいた方には、実質数十%オフとなる増量キャンペーンを実施予定だ。
DATA
HotaluX AGRI-BRIGHT BLUE+光捕虫キット
圃場のアザミウマを誘引する青色LED。設置個数が少なく、LEDなので電気代にも優しい。青色LED電球はIP65の防塵・防水性能で安心して使えるのも嬉しいポイント。透明粘着シートとの組み合わせでコンパクトな捕虫器にもなる。
HotaluX AGRI-RED
アザミウマの防除に最適な赤色LED。下向きの光で防除効果が続きやすい電球タイプで、冬場の電照により成長促進にも効果を発揮する。
問い合わせ
株式会社ホタルクス
TEL:0120-52-3205
文:本多祐介
写真:イワイコオイチ
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