農薬の希釈量や混用事例がスグにわかる! 便利な農薬アプリが登場
2018/10/26
農薬を使用する際に、希釈計算をするのが面倒……という農家必見! このアプリを使えば、希釈倍数から適正な散布量、混用事例までカンタンに知ることができる。毎日の農作業に役立ちそうだ。
農薬の最適な散布量や
希釈倍数の計算は手間がかかる
生産者である以上、肥料や農薬とは常に向き合っていかなければならない。しかし、特に農薬の場合、薬剤の「希釈倍数」・最適な「散布量」・知見なしで実践すると危険な「混用」など、複雑な計算が必要になる場合が多くある。
ベテラン農家なら手慣れているかもしれないが、就農して間もない若手農家のなかには、理解に時間がかかったり農薬に苦手意識を持ってしまう人も少なくない。また、今よりも良い農薬や活用できそうな混用事例があったとしても、相談できる人が近くにいなければ、それを知ることさえ難しい。
そんな時に頼れるのが、日本農薬株式会社が開発した『農薬調製支援アプリ』だ。
混用事例の確認&
希釈計算がグッと楽になる!
『農薬調製支援アプリ』は、農薬の散布液を調製する際に便利な、スマートフォン(ios、Android 対応)用無料アプリ。主要機能は、「混用事例」「希釈計算」の2つだ。
1.混用事例の確認
混用事例確認のアプリ画面イメージ
日本農薬の主要農薬製品の混用事例(混用して問題がなかったか、問題があったか、条件を守れば問題がなかったか、など)を確認できる。
【①作物を選ぶ→②薬剤を選ぶ→③混用相手の薬剤を選ぶ】という3ステップで簡単に混用事例を確認可能。また、①と②の組み合わせで混用事例がある薬剤を検索したり、②と③をかけ合わせて他の作物の混用事例を検索することもできる。
2.希釈計算
希釈計算のアプリ画面イメージ
調製する希釈倍数と散布液量などの情報を入力すると、必要な薬量を算出できる機能。面倒な計算も、アプリを使えばラクラクだ。
計算の手間が省けて、作業効率もグンとアップしそうな『農薬調製支援アプリ』。ダウンロードは以下から可能だ。ぜひ、今日から活用してみてはいかがだろうか。
問い合わせ
国内営業本部 技術普及部
TEL:03-6361-1413
担当/横田(ヨコタ)、滝渕(タキブチ)