有機農家から絶大な支持!持続可能な米づくりをサポートする“オーレックの乗用水田除草機械”
2024/02/15
農業経営において様々な角度から課題が押し寄せるが、課題解決に一役買うのが「作業効率化」。今回は、有機農家から絶大な支持をされている、オーレックの乗用水田除草機械を紹介する。
除草作業の負担を軽減
オーレックの『WEED MAN』
全国米・食味分析鑑定コンクールで2001年に特別優秀賞を受賞し、2009年にはダイヤモンド褒章を受賞して殿堂入りを果たすなど、安心・安全でおいしいお米を消費者に直接販売する先駆者として知られる笠原さん。そんな笠原さんがどうしても解決できなかったのが「雑草対策だった」と語る。あらゆる除草方法や機械を試したが、どれも満足できなかった。「そんな時に声をかけてくれたのがオーレック。『水田除草機を開発中なので、試験に協力してくれないか?』とのことでした」。以降、笠原さんとオーレックは協力して開発を続け、出会いから5年後の2017年、『WEED MAN』の市販化にこぎ着けた。
稲の根を傷つけずに条間と株間をしっかり除草でき、しかも小回りが利く水田除草機。除草作業の負担を軽減し、有機農家の米作りを支える製品として導入現場を増やしている。
『WEED MAN』のPOINT!
条間&株間を除草できる
稲の根は傷つけず雑草根のみを掻き取る業界初の除草機構「回転式レーキ」と「除草刃ローター」の採用により、条間のみならず株間の除草も実現。
3つの要素で高い除草能力
業界初となる除草機構を、機体前方に搭載。さらに、深さ・角度を自動制御したことで、より高い除草性能を実現している。
4WSだから旋回が簡単
4WS(4輪操舵)+4WD(4輪駆動)により安定した旋回が可能。前後輪が同一線を通ることで枕地の欠株を極限まで減らす。
整備性にも配慮
作業機両端はワンタッチで折りたたみ可能。トラックでの運搬や移動の際はコンパクトに折りたたみ省スペース化できる。
PROFILE
新潟県南魚沼市
笠原農園
笠原勝彦さん
効果には満足しています。条間と株間の両方を除草できて、小回りが利く。うちのように小さな田んぼが多い農家には大助かりです。移植後に『WEED MAN』を掛けることに不安を感じるかも知れませんが、土を大事にして健苗を心掛けておけば、苗を痛めることはありません。それさえできれば除草作業は飛躍的に楽になります。うちは2回『WEED MAN』を掛けたら、後はほぼ何もしません!
DATA
SJ800A
※製品写真はSJ800X
全長×全幅×全高:310×255×155cm
重量:720kg
出力:9.5kW
適応条数:8条
適応条間:30cm
価格:534万7,100円(税込)
※適応条数6条の「SJ600A」もラインナップ。それぞれに適応条間33cm仕様あり。
問い合わせ
株式会社オーレック
TEL:0943-32-5057
文:川島礼二郎
AGRI JOURNAL vol.30(2024年冬号)より転載
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