投資判断をより適切に! 誠和がセミナー「生産者のためのわかりやすいお金」を開催
2021/05/13
今や農業で、効率を高め生産性を上げるために欠かせないだろう『スマート化』。誠和では、スマート農業化に投資する生産者が納得のいく投資判断をできるよう、投資に関する「お金」についてのセミナーを開催する。
その投資は
適切なのか。
スマート農業技術の進化は目まぐるしい。自動トラクター、ドローン、環境制御器の遠隔操作などなど、露地から施設まで様々であるが、スマート農業機器の導入コストは高コストであり、購入をためらう生産者も多いはず。
スマート農業機器は効率を高めて生産性を向上させることが目的であるが、生産者にとって費用に見合うだけの投資なのかどうか、投資判断を適切に行うことは決して容易ではない。そこで、施設園芸の雄である株式会社誠和は金融セミナーを開催する。
※お申込期限:6月11日(金)まで
誠和は従来、既存の設備のより良い使い方の説明を通じて収量や品質向上の支援を行いながら、同時に生産者の目標収量を達成するためのより良い商品への設備投資もすすめてきた。令和元年度からの農林水産省研究委託事業、スマート農業技術の開発・実証プロジェクトにおいて、会計のテーマにも取り組んでいる。
しかし、生産者が投資判断をする際の「お金」についてまでは支援できていなかった。今後の更なる農業の発展のために、農業簿記を中心とする会計から始まり、財務、投資判断まで支援できるようにすべきと考え、今回のセミナー開催を決めたようだ。
本セミナーでは、大手民間銀行の三井住友銀行と政府系金融機関である日本政策金融公庫が、金融機関目線での説明を行ってくれる。
【日 時】2021年6月18日(金)13:30~15:30
【場 所】Zoom(オンライン)
【定 員】先着500名
【参 加 費】無料
【内 容】
13:30~ はじめに
13:35~ 財務の面から投資判断をより適切に
登壇者:三井住友銀行北関東法人営業第2部
14:15~ 資金計画の作成方法および投資後の状況について
登壇者:日本政策金融公庫 関東甲信越地区総括課
14:45~ 投資の際の資金調達について 制度融資などのご紹介
登壇者:日本政策金融公庫 宇都宮支店 農林水産事業/国民生活事業
15:05~ 質疑応答
15:30~ 終わりに
日本銀行や農林中金総合研究所の調べでは、農業関連融資の残高は約4.2兆円である。内訳として、JAバンクは1.9兆円、日本政策金融公庫が1.6兆円、民間銀行が7.000億円であり、2017年度の農業向けの設備投資のための新規融資額は約4.300億円と言われている。
これだけの大規模な金融市場があるにも関わらず、農業界における金融教育の場は決して多くない。そもそも日本においては金融教育を受ける場面は少ない。政府はNISAやIDECOといった税制優遇を設けて投資を促すようにしているが、投資や財務の判断のための金融教育が盛んに行われるようにならなければ経済の活性化はなされない。
金融リテラシーの向上は産業の発展には欠かせないだろう。今回のセミナーを通じて、誠和は金融面から農業界を前進させてくれるのか、農業界が抱える金融の課題について一石を投じてくれるのか、業界関係者注目のセミナーである。
※お申込期限:6月11日(金)まで
問い合わせ
株式会社誠和 営業企画課
TEL: 0285-44-1751
FAX: 0285-40-8976