鈴木農相 9月8日記者会見「米価格の見通しが2ヶ月連続で過去最低、需給と価格の動向を注視していきたい」
2026.09.08
鈴木農林水産大臣は9月8日の記者会見で、米の価格動向について、「需給の緩和、そして価格低下を見通している傾向が強いことに留意をして、引き続き、需給と価格の動向を注視していきたい」と述べた。
メイン画像:記者会見する鈴木農相(出典 農林水産省)
鈴木農水大臣
記者会見概要
―コメについて伺います。昨日、米穀機構が発表したDIにつきまして、向こう3か月の米価格の見通しが前の月と同じ18となり、2か月連続で過去最低ということになりました。高い民間在庫の水準を背景に、価格下落するという見通しが強まっていると見られますが、これについて大臣の受け止めを教えてください。
大臣 9月7日月曜日に、米穀安定供給確保支援機構から、米取引関係者による需給動向等の状況判断に関する、8月分の調査結果が公表されました。いずれも50を基準値とする中で、需給動向については、現状では、前の月が14だったところから16、そして向こう3か月では、前の月が15だったところから16となっております。これは、現状は需給が緩んでおり、向こう3か月も同様との見方が、引き続き強い状態であることを示しております。
また、米価の水準につきましては、現状では、前の月が47だったところから42に、そして向こう3か月では、前の月に引き続きまして18となっております。これは、価格の水準につきまして、前の月に続いて低いとの見方を示しており、さらに、向こう3か月の価格水準についても、今後、価格が低下していくとの見方が、引き続き強まっていることを示しております。
農林水産省といたしましては、米の取引関係者の皆様が、今後の見通しとして、需給の緩和、そして価格低下と見通している傾向が強い状況で継続していることに留意をいたしまして、引き続き需給と価格の動向を注視してまいります。

―今のお米の話に関連してなのですけれども、新米が結構お値打ちの価格で店頭に入ってきていて、7年産の米と比べると、おそらく体感で1.5倍くらいは高かったかなという感触があるのですけれども、小売店の皆様が、やっぱり7年産の在庫をまだ抱えていらっしゃったりとか、これだけ価格が変動すると困るよねという話が結構聞こえてきていて、そのあたりどういう受け止めか、お伺いしてよろしいですか。
大臣 現状で、7年産と、今、新米が一部の銘柄で出始めておりますけれども、それがそれぞれでどういう価格でスーパーマーケットで売られるか、小売店で売られるかということについては、一つ一つ私の方からコメントはいたしませんが、ただ一方で、米の価格というのは、民間の取引の中で、今の需給状況などを見ながら決まるものだというふうに思っておりますので、その結果として、今の現状なのだろうというふうに思っております。
DATA
取材・文:アグリジャーナル編集部
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