農業先進国のノウハウを身につけられる海外農業研修「アグトレ」とは?
2019/02/13
海外農業研修「アグトレ」は、アメリカ・デンマーク・ドイツ・スイス・オランダ・オーストラリアといった農業先進国で、実際の農家で働きながら研修できるプログラムだ。半世紀以上も歴史のある安心のバックアップ体制のもと、貴重な経験を積むことができる。
農業先進国の実地研修で
一生モノの貴重な経験を
農業という職業では、多種多様な能力を求められる。
農作業だけでも、トラクターや農業機械の操作方法、肥料や農薬など化学薬品の知識、さらには季節・天候や土壌についても熟知していなければならない。
その一方で、事業主・経営者としてのスキルも必要となってくる。非常に幅広い能力が不可欠な仕事、それが農業なのだ。
では、そうした能力はどのようにすれば身につけられるだろうか。色々な勉強法があるが、最も手っ取り早く効率的なのが、実際に農家で修行することだろう。優れた営農者の元で働きながら、その手法を実践的に学ぶことができれば、最良の研修となる。
さらに、もしもその研修先が日本国内ではなく、農業先進国の農家だったら、どうだろうか。多様な知識を習得するという意味において、日本での研修以上に、有意義な経験となることは間違いない。
そんな海外での研修事業を実現しているのが、公益社団法人 国際農業者交流協会の海外農業研修「アグトレ」だ。
国際農業者交流協会の海外農業研修「アグトレ」
実は、ヨーロッパで農業者を志す若者の多くは、農学校で知識を学ぶのとともに、農場の現場で研修を受けている。座学と実践を並行して行うこの方式は「サンドイッチ教育」と呼ばれており、効果的な学習法として知られている。
日本でもサンドイッチ教育を採り入れた大学校も増えてきてはいるが、それでも座学中心で学ぶことが多く、実地での研修は不足しがちだ。その点、このアグトレでは、アメリカ・デンマーク・ドイツ・スイス・オランダ・オーストラリアといった農業先進国で実地研修を受けることができる。海外の最先端農業の現場に立って、農業の経験を積むことができるアグトレは、非常に貴重な場となるだろう。
農業先進国の農家のもとで実地研修を受けることができる
言葉や治安などの心配事も
万全の体制でバックアップ
そうはいっても、海外での研修となると、心配事も増えてしまう。言葉の問題や、治安の良し悪し、農業経験の乏しさなどを不安に思うのは当然のことだ。
アグトレでは、そうした不安を解消するためのサポートや相談窓口も充実している。
実はこの海外農業研修プログラム、なんと半世紀以上という長い歴史を有しており、その中で培われた実績やネットワークによって、質の高い研修を実現しているのだ。
半世紀以上もの長い歴史に裏打ちされた高品質な海外研修
海外研修に先立って実施される国内講習では、語学研修や基礎体力づくりのほか、現地の情報なども共有される。海外研修に参加するまでに、どのような準備が必要なのか、しっかりとフォローを行っている。
国際農業者交流協会は、このアグトレの説明会を定期的に開催している。2019年1回目・2回目の説明会は、2月14日(木)と3月25日(月)14時~15時に東京都内で開かれる予定だ。詳しくは、アグトレの「海外農業研修 説明会」のページを参照されたい。
海外農業研修「アグトレ」は、農業という職業に携わっていくうえでも、また1人の人間としての経験という意味でも、一生忘れられない貴重なものになるだろう。