注目キーワード

道工具・資材

オリジナルの包装資材が作れる! 農家向けパッケージ制作サービス登場

野菜や果物、加工食品のオリジナル包装資材が小ロットから注文できる! ECショップやイベント販売時にも使える、農家にとって嬉しいパッケージデザインサービスが登場した。

農作物のイメージを左右する
パッケージデザイン

農作物や6次化した商品を出荷するとき、消費者が一番最初に触れるパッケージはとても重要。

オリジナルのギフトボックスを作りたいが、「デザインに詳しい人や相談できる人がいない」「小ロットでも頼める会社が見つからない」……そんな農家の方にオススメしたいのが、チームハコバナの「ハコバナアグリ」というサービスだ。農産物のパッケージをトータルプロデュースしてくれる。

オリジナルの包装資材を
小ロットから作れる!

チームハコバナは、ギフトボックス・ラッピングアイテムなど、主に花と農産物のための包装資材を小ロットから届けてくれるプロジェクトだ。”みんなでつくる、「箱」のお話。”を合言葉にスタートし、作り手の想いに寄り添いながらみんなで一つのチームのようにパッケージ製作に取り組んでいる。

そんな「チームハコバナ」が、10月から”農産物に特化”した「ハコバナアグリ」プロジェクトをスタートした。

先日リニューアルオープンした公式サイトでは、実際にこれまで野菜やフルーツなど農産物用として製作されたギフトパッケージの事例が紹介されている。いちごの箱、フルーツジャムシール、ドレッシング用箱など、様々な製品に対応するボックスは、ギフトにもぴったり。

箱全体をいちごに見立てたボックスで、ポップなデザインが目を引く「いちごの箱」。300gのいちごパックが2個入るように設計されており、手土産にもオススメ。

水彩のパターンが可愛らしい「フルーツジャムシール」。デザインシールは類ごとに小ロットで作成できるので、バリエーションを増やしたり用途を使い分けたりと、様々な使い方ができる。

また、公式サイトでは、実際にギフトボックスを製作するまでの流れを「開発物語」ページから見ることができる。依頼主であるイチゴ農家の方へのヒアリングから始まり、実際に農園を見学、市場調査、デザインと、完成までの細かなプロセスとエピソードが載っているので、出来上がりまでのイメージが湧きやすい。


完成したデパート販売用のボックス(かぶせタイプ)は、緩衝機能付のいちご専用ケースがそのまま収まるサイズ。イチゴの花と葉っぱがループするイラストは、箱を開けてイチゴに出会うまでの”ワクワク感”や”特別感”を演出する。

この開発物語から分かるのは、「ハコバナアグリ」のパッケージは、オシャレで可愛いだけではないということ。商品へのこだわりや生産者の想いといった”ストーリー”が詰め込まれているから、パッケージを通して消費者とコミュニケーションが図れるのだ。

自分の生産物なら、どんなパッケージが作れるだろう? と、想像が膨らんでくる。

選べる3つのプランから
希望にあった注文ができる!

ハコバナアグリでは、以下の3つのプランを中心に、希望に合わせたパッケージをトータルプロデュースしてくれる。

①「ちょいパケ」シリーズ
少ない数量でオリジナルアイテムを作りたい! という方にオススメ。イベントなどでの限定品や新商品を作ったものの、どれくらい売れるかわからない時などのトライアルオーダーに最適。

②「めちゃパケ」シリーズ
小ロット以上の数量に対応できる、自由度の高いオリジナルアイテムを作りたい方にオススメ。大量生産により単価を抑えることができる。

③「すぐパケ」シリーズ
チームハコバナのオリジナルアイテムを取り揃えているので、必要な数量を”すぐ”に届けてくれる(在庫がある場合のみ)。

また、チームハコバナを運営するホリアキ株式会社は全国に14の営業所を展開しているから、スピーディーに対応してくれるのも嬉しい。

「これが作ってみたいな」「あんなものが欲しいな」と思ったら、まずは問い合わせてみよう。

問い合わせ

ホリアキ株式会社 企画開発課(チームハコバナ)

TEL:06-6747-5731

関連記事

農業WEEK

農業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 軽トラカスタムの新潮流!親しみやすさが人気の『レトロカスタム』
  2. 女性農業者の課題・悩みを調査! 農業経営への関与度が、自分らしい暮らしの実現に影響...
  3. 今買えるEV軽トラから特定小型まで! 農業で活躍するモビリティを一挙公開!...
  4. AR(拡張現実)を農作業に活用! 農作業補助アプリ「Agri-AR」に機能が続々...
  5. 東京オートサロン2024でみつけた、最新の軽トラカスタム一挙公開!
  6. 【植物工場ビジネスの最新動向と課題】現状は赤字が約半数。エネルギー削減の取り組み進む...
  7. 低コストで高耐久! 屋根の上で発電もできる「鉄骨ポリカハウス」
  8. JAが「農業協同組合」であり続けるために 経営危機を乗り越えるためにすべきことは?...
  9. 名物お漬物が消える日 改正食品衛生法の経過措置が5月末で終了
  10. 花き生産に新たな動き! 「枝物」が躍進、メイン品目以外の「1・2年草」がメガヒットを記録...

フリーマガジン

「AGRI JOURNAL」

vol.34|¥0
2025/01/21発行

お詫びと訂正