“食べること”は”生きること”。前田敦子が語る「食のこだわり」
2018/10/19
ドラマや映画で大活躍中の女優・前田敦子さん。現在公開中の映画は「食」が大きなテーマとなっているが、彼女自身も食べることに対して特別なこだわりを持っているという。
美味しい野菜を作る農家は
カッコイイ
食と恋愛がテーマの今回の映画で「ときめきのない恋なんて要らない」と恋人との関係に不満をもつ多実子役を演じた前田さん。撮影中には、監督がおおっ!と感嘆の声を上げるほどの豪快な食べっぷりを披露した。
映画に登場する料理の中には有機野菜も多く使われており、前田さんも興味津々だったそう。「やっぱりいい野菜を食べたいし、無農薬の野菜があるならそっちを買いたいなと思っています」。
素材にもこだわるのは、食べることが何よりも大好きだから。今年7月に入籍した前田さんだが、野菜がたくさん摂れる筑前煮などの和食をよく作るという。
「私にとって食べることは、生きていくことそのもの。白米はお肌の潤いにもいいと聞いて、たくさん食べています。昔から生野菜が好きだったし、特にきゅうりは今でも大好き。丸かじりも平気でしちゃいます。だから、お米や野菜を作る農家さんは、私にとってすごくカッコイイ存在。しかも農家さんは虫とも対峙するでしょう? 大の虫嫌いの私にとって、それだけで尊敬します(笑)。これからも、体にいいおいしい野菜をたくさん作ってください」。
DATA
映画『食べる女』全国公開中!
年齢も職業も恋愛観も人生観も異なる8人の女たちが、忙しい日々の中で悩みながらも前向きに歩む。そのエネルギーの源が心と体を満たすおいしい料理と本音満載の宴。おいしいものと楽しい会話があれば明日もまた頑張れる!
出演:小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香
原作:筒井ともみ「食べる女 決定版」
プロフィール
前田敦子 まえだあつこ
1991年7月10日生まれ。千葉県出身。『あしたの私のつくり方』(’07)でスクリーンデビュー。2012年にAKB48を卒業後も、TVドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。主な映画出演作品は『もらとりあむタマ子』(’13)、『イニシエーション・ラブ』(’15)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(’18) 、『旅のおわり、世界のはじまり』(’19年公開予定)など多数。
photo: Daisuke Uchida text: Mikako Wakiya
hair&make-up: Yuki Amano
styling: Mayumi Ando
AGRI JOURNAL vol.09(2018年秋号)より転載