営農支援サービス「天晴れ」体験プロジェクト始動!
2018/04/03
「天晴れ」は地域連携の
コミュニケーションツール
鎌形:営農において、ほかに改善したいことなどはありますか?
宮本:もっと効率的に収穫をしたいので、水分・刈取り時期を見て判断基準にしようと思っています。その情報を地域の取り組みにも繋げたいです。
鎌形:なるほど。たとえば「天晴れ」は1000ha単位で画像解析できますから、まわりの農家さんにもお声がけいただいて共同でも利用できますよ。
「天晴れ」の管理画面
宮本:ぜひそれを実現したいです。データがあれば、みんなで顔を突き合わせて、いつ収穫するか、どの順番で乾燥させるかなど、地域ぐるみで取り組めます。農業団体さんたちとデータを共有し、地域全体のコスト削減・省力化に貢献したいですね。
大島:「天晴れ」なら可能です。コスト削減でいえば、収穫期の穂水分計測作業時間を50%以上、乾燥用燃料コストを約1/3以上削減できた事例もあります。
鎌形:私たちのサービスは、「どこまでやれるか一緒にやってみよう!」というスタンスです。「こんなデータも解析できない?」というご要望があれば、お気軽にお問い合わせください。
宮本:それを聞いて安心しました。活用するのが楽しみです!
【今回のまとめ】「天晴れ」のココがイイ!
■農作業が効率化できる
高度な画像分析技術! 見回り時間を削減し、無駄なく作業。
■手間もコストも少なく導入できる
機器の購入や設置の一切の初期投資が不要で、レポート1回単位から利用できる。
■ニーズに柔軟に対応してくれる
これからの営農の現場に必要なことは何か、気軽に相談できる。
次世代農業体験プロジェクトメンバー紹介
今回登場していただいた宮本さん以外も、プロジェクトメンバーとして各地で体験をスタート!
アグリフレンドホリグチ
堀口一平さん
岐阜県本巣市。圃場30ha。農作物は5種類の水稲と小麦。父親から農業を受け継ぎ、数年内に法人化を目指す。「天晴れを使って、適期刈り取りと乾燥施設の順番待ちの無駄を軽減したい。また、変動する日照条件等に左右されない品質・食味の安定を行いたいです。」
かまべファーム
鎌部真由美さん
京都府綾部市。農作物は水稲、豆類、京野菜。10haの圃場で3世代で農業を営み、農体験の受け入れも行う。「福祉の仕事と兼業で営農しているので、天晴れをうまく活用して、作業の効率化を図りたいです。」
国際航業株式会社 営農支援サービスチーム
TEL:03-4476-8057(平日9:30~17:00)
photo: Kazuki Onouchi text: Mikako Wakiya
AGRI JOURNAL vol.07(2018年春号)より転載