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ノートでの圃場管理はもうウンザリ……。 デジタル化して「次世代農業」を始めよう

農薬、肥料の使用回数や収穫量といった大事な情報を、台帳やメモで管理していないだろうか。紙での情報管理は、ミスのもと。スマホやパソコンで各種データを管理できる『アグリノート』に切り替えよう。

作業の“漏れ”や“抜け”に
つながる紙での記録管理

農薬散布や施肥、収穫など、多岐におよぶ日々の農作業。台帳やカレンダーへの記入を通し、作業の記録を行っている農家は多くいるはずだ。

しかし、月日が経つごとに情報を記録した紙が増え続け、やがて過去にさかのぼり記録を確認することが困難になる。また、記録の見落としによる、作業の“漏れ”や“抜け”といったケアレスミスも発生しやすくなる。たくさんの圃場を管理している農家や、多品目の栽培を手がける農家の場合、こうしたシーンに直面する機会がおのずと増えるだろう。

作業内容の“見える化”が
スムーズな営農の基本

圃場ごとの作業状況や作物の生育状況をきちんと把握することで、ケアレスミスが減るのはもちろん、今後の作業計画も立てやすくなる。スムーズな営農を実現するうえで、作業状況などを見える化、つまりデータ化するのは必須なのだ。

ここでオススメしたいのは、専用のアプリケーションを活用し、日々の作業や作物の生育状況を管理するという方法。農家のニーズに応えるかたちで開発された、ハイスペックなクラウドサービスをご紹介しよう。

農家の“声”に寄り添った
画期的なクラウドサービス


ウォーターセル株式会社が運営する農業支援システム『アグリノート』は、日々の作業内容のデータ化を可能にするクラウドサービス。

同社の広報担当・高橋さんによると、『アグリノート』は、農家の“困りごと”をふまえ開発されたサービスだという。同社がアプリケーションを開発するきっかけとなった出来事は、およそ10年前にさかのぼる。

「煩雑な圃場の管理に困っている農家さんがいる」という情報を聞いた弊社の代表が、一軒の農家さんを訪問しました。その農家さんは、記録はノートに付けていましたが、圃場が増えるたびにその管理に頭を悩ませていたそうです。

さらに調査を進めると、こうしたアナログな方法で圃場管理を行っている農家さんが数多く存在することが判明しました。

また、“広範囲にわたって点在する圃場を管理しているので、台帳での管理には無理を感じていた”といった具体的な悩みを明かす方もいたようです」。“マップベースで圃場を管理するシステムこそ、こうした現状を改善するツール”という考えのもと、『アグリノート』の開発がスタート。その後の2012年3月、サービスが公開された。

アプリの魅力は?

ポイント1
圃場の場所・行われた内容をスタッフ全員が把握可能

『アグリノート』の最たる特徴は、Googleマップの航空写真を使用した圃場マップで、正確に圃場の場所を管理できること。

さらには、マップにひもづけるかたちで、農薬散布・施肥の進捗などを記録できる。アカウントの所有者は、マップ上の圃場をクリックするだけで、作業者や作業記録、さらには申し送りも閲覧可能。つまり、どの圃場でどのような内容の作業が行われたか、スタッフ全員で正確に確認できるのだ。

ポイント2
必要な情報をすべて記録し、いつでもチェックできる

作業内容、生育状況、収穫・出荷量のすべてを記録し、エクセル形式などに出力できる機能や、栽培計画の登録および進捗のチェックができる機能。これらを逐一データとしてチェックできるのは、営農において大きなメリットになるだろう。

ポイント3
アカウント数が無制限だから、スタッフ全員で運用できる

“画期的な営農支援ツールを気軽に体験していただきたい”、さらに“人数による運用コストの不安なく、スタッフ全員がそれぞれ個別のアカウントをもって運用してほしい”という思いのもと、大幅な料金プランの改定を実施。2020年2月1日より、新料金プランの適用がスタートする。

従来は1アカウント¥6,000(税別・年間)だった有料での利用プランは、1組織6,000円(税別・年間)に変更された。アカウント数は無制限なため、組織のスタッフ全員がアカウントを所有しても、年間の金額は一律6,000円(税別)となる。

『アグリノート』の利用料金はどう変わる?

 

 

「設定」「記録」「記録の閲覧」
の3ステップを踏もう

『アグリノート』のおもな操作は、「設定」、「記録」、「記録の閲覧」の3つだ。

まずはアカウントを作成し、作物を栽培する圃場(田畑やハウス)、事務所など、 マップ上で管理したい土地や建物を登録。加えて作付、作業項目、農薬、肥料、作業者といった必要項目も登録する。

これら一連の設定が完了したら、いつ・どこで・誰が何の作業をしたか、どんな農薬・肥料をどれだけ使ったかなどを記録する「作業記録」や、作物の生育状態を記録する「生育記録」のほか、「収穫記録」、「出荷記録」などの記録を入力して保存。

保存された各種の記録を地図やカレンダーで確認したり、作付ごと、圃場ごとに集計したデータを確認したりできる。また、使用している農機や外部サービスと連携させることで、管理できる内容がさらに拡大する。

こうした幅広い情報を記録・閲覧できる『アグリノート』が、1組織で1年間6,000円(税別)で利用できる。月あたりの利用料は、わずか500円だ。

実際に『アグリノート』を使用している農家さんの声

「アグリノート」を導入した農家からは、どのような感想が挙がっているのだろう。

「『アグリノート』では、航空写真マップにひもづけるかたちで農作業の内容や作物の生育状況を管理できるため、“農場の状況を可視化できるようになった”という声が多く聞かれます。また、“資材類の使用状況がわかり、コストダウンが図れた”、“スマホアプリと併用して、作業指示がしやすくなった”といった感想も。業務の効率化が図れただけでなく、正確性もアップしたケースが多々見受けられます。」


『アグリノート』は、農作業の“見える化”を通して、作業の効率化や正確性の向上などが図れるツールだ。利用開始は無料プランから。圃場登録数:100件、および記録数:20件までは無料で利用できるので、農作業の管理と記録が劇的にスムーズになる『アグリノート』を、ぜひ試してほしい。

 

問い合わせ

『アグリノート』利用申請ページ
パンフレットのダウンロードはこちら

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