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<対談>コロナ禍の今だから経営を見える化へ! 先行きが見通し難い今、やるべき対策

若手農業生産者集団4Hクラブと『農業簿記11』で知られるソリマチとが、コロナや災害の影響で先が見えない今、経営をキーワードにこれからの農業を語った対談の模様をお届けしよう。4Hクラブと農業簿記11のソリマチがこれからの農業を語る。

農業は先が読みにくい
だから経営を見える化する

農業は自然を相手にする産業だ。だから集中豪雨や前例のない大型台風、今年のような長梅雨による日照不足や猛暑の夏から逃れることはできない。それに今年はコロナ禍である。そんな先行きが見通し難い今、農業生産者はどのような対策ができるのだろうか? 『農業簿記11』の発売元であるソリマチの尾中さん、古川さんと、4Hクラブ副会長の宮本さんの話を聞いてみよう。
 

座談会メンバー

・尾中隆之さん(ソリマチ株式会社)
・古川智也さん(ソリマチ株式会社)
・宮本健一さん(4Hクラブ)
石川県小松市にて 100年余りの歴史を持つ宮本農産の5代目。水稲とイ草栽培を行うかたわら4Hクラブの副会長として次世代を担う農家のサポートにも尽力している。
 


尾中さん(以下、尾中):宮本さんは石川県小松市でお米をメインに作っているそうですね。今年の出来はいかがですか?

宮本さん(以下、宮本):今年は例年にない長梅雨でしたので心配しましたが、なんとか持ち直しました。ただ、これから新型コロナウイルスの影響が出てくる可能性が高いので、先行きは何とも言えませんね……

尾中:持ち直したのは何よりですが、新型コロナウイルスの影響がこれから出てくるのですか? 確かに飲食店の倒産が増加傾向にあるのは知っていますが……

宮本:もちろん既に影響は出ていますよ。仲間の話をまとめると、春先から夏場にかけて大きく落ち込みました。それでも個人消費が増え、スーパーへの販売やネット販売は伸びているそうです。心配なのが、尾中さんが言う飲食店向けです。緊急事態宣言によって消費がパタッと止まってしまったうえ、その時の在庫がまだ倉庫に残っているようなのです。今年収穫した米の販売金額も下がりました。今後、農作物にどの様な影響が出るか気になりますね。

尾中:厳しいですね……それに対して宮本さんだけでなく農業生産者の皆さんは、どのように対処しているのですか? 私達ソリマチは農業の専門家ではありませんので、そこを知りたいと思います。それが分かれば皆さんの手助けができるのではないかと……

宮本:ありがとうございます! 新型コロナウイルスの影響は本当に大きくて、戦々恐々としている、というのが正直なところです。人間にとって食料は必須なので農家として安定的な生産はしないといけない。先行きが不透明な時代だからこそ、経営の数字を把握しないといけないと思います。

私達農業生産者は、前年の経営を参考にしやすい、という利点があります。私のような米農家ですと、収穫するとドンと年に一度入金があって、後は、それをどう運用して次の作に繋げて行くかを考えます。他の作物であっても、基本的に年単位で考えながら作業しています。そこで『農業簿記11』のような会計ソフトを使って経営を見える化しておけば、この時期には何を買うから幾ら支出がある、といったことを想像しやすくなるのです。

古川さん(以下、古川):なるほど! 弊社としては『農業簿記11』は青色申告を誰でも簡単に行うために開発しましたが、そんな風に使って頂いているのですね。

宮本:もちろん青色申告に必要な書類を簡単に出力できたり、農業専用サービスだから勘定科目が予め登録されてあったりと、使い勝手は優れているのですが、『農業簿記11』の魅力は、それだけではないんですよ。収入保険や補助金に必要な書類もワンクリックで出せますし、日々の会計作業の効率化という意味でも助かっている、という農家は多いと思いますよ。

古川:そうおっしゃって頂けて感無量です。ですが、実は弊社では『農業簿記11』で「劇的に経営が変わる!」「効率化できる!」とは思っていないんです。弊社が農業に関わるようになって34年ですが、農業の大変さをそれなりに理解しています。ですから会計ソフト1つで農業が変わる、なんて言えません。

ただ、せっかく農業、それに4Hクラブさんとお近づきになれましたので、小さくても何かサポートを出来たらな、と考えて、今回キャンペーンを行うことにしました。『農業簿記11』で日本農業を支える若手農業生産者さんの経営を少しでもラクにすることができたら、それに勝る喜びはありません!

対談まとめ

● 会計ソフトを使った経営の見える化で、コロナ禍の業務改善を着実に行える。
● 若手経営者の農業経営をサポートしていくために、応援価格キャンペーンを開催。

 

DATA

4Hクラブ

4Hクラブは全国の20・30代の若手農家が集まるクラブで会員数は約13,000人を誇る。全国や県だけでなく、各地域での活動があり、新規就農者でも気軽に入会して仲間ができる。身近な課題解決や技術を検討するためのプロジェクト活動のほか、全国大会で人的交流を図っている。
 

「農業簿記11」とは?


農業経営者が青色申告をするための会計ソフト。会計処理で使う勘定科目が農業向けに予めセットされているから会計が不得意な人も導入しやすく効率的に作業できる。青色申告や補助金受給に必要な書類、それに認定農業者が提出する基盤経営計算書を簡単に作成できるのも人気の秘密だ。経営状況を把握しやすい=見える化にも役立つ。
 
通帳やカードのデータを自動仕訳!
JAバンクはもちろんのこと、国内のほとんどの金融機関から利用明細を直接取り込むことができる。しかも明細から勘定科目を予測や指定をして自動で仕訳を起こすことができる。これで面倒な入力作業から解放される。

兼業や不動産収入にも対応
多様な収入のある農業生産者にも対応するのは『農業簿記11』の特徴。兼業農家のみならず不動産収入にも対応。導入や設定は質問に答えるだけで簡単! 減価償却費も育成資産も自動で計算してくれる。

クラウド保存で過去のデータをすぐに見返せる
インターネット上にあるクラウドにデータを保存し、災害やパソコンの故障によるデータの紛失を防ぐサービスが「安心データバンク」。万が一の備えにはもちろん、記録した過去の経営データを見返して、過去と比較した経営計画にも活用できる。
 

 

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問い合わせ

ソリマチ株式会社東京本社 
TEL:03-5420-2205(農業代表)


文:川島礼二郎
絵:岡本倫幸

AGRI JOURNAL vol.17(2020年秋号)より転載

Sponsored by ソリマチ株式会社

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