知識・農地ゼロで即就農&成功できる新モデル!?
2017/05/22
■障壁②/栽培技術の取得
⇒未経験者でも収益を出せる栽培手法を用意
品質の高い野菜を作るため、「LEAP」では野菜のストレスに主眼を置いて、植物生理学に基づいた科学的根拠を持った栽培手法を用いる。肥料成分、土壌バランスが最適に配合された土を使った袋栽培を用いた極めて簡単な手順に落とし込まれており、未経験者でも再現可能だ。
しかも最初は直営ハウスで一定期間(最大3ヶ月程度)作業して、収益を上げる経験を積む。その後、フランチャイジーとして巣立って行けるから安心である。
■障壁③/販路の開拓
⇒「ゆる野菜」ブランドで買い取り、適価販売
販路も心配無用。生産物は「LEAP」が一括購入して「ゆる野菜」ブランドで販売してくれる。既に「LEAP」では高級スーパー50店舗以上を販路ネットワークとして確保して出荷を開始しており、フランチャイジーは「LEAP」を経由することで、既存と比べて2倍以上の価格で販売できる。収穫量・品質ともに安定して生産出来る栽培体系を構築しているからこそ可能な取引になっている。
新規就農の障壁は取り払われるか?
「LEAP」の生産物は、安全で美味しいと既に評価され始めている。
「現在は当社の資金投資による設備で、社員である就農者が耕作に励んでいます。将来的には彼らが「LEAP」の仕組みでフランチャイジーとして独立予定で、既に14人の新規就農者が働き始めています」(栗田氏)。
加盟就農者は将来的には個人事業主になることから、ある程度の覚悟は必要だろうが、それでも会社に就職するのと近い感覚で農業を始めることができるのではないだろうか。
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text: Reggy Kawashima