みかんからレモンへ! 耕作放棄解消の秘策
2017/11/24
イベントを通じて
小田原ブランドとして販路開拓を
同プロジェクトでは、耕作放棄地の再生だけでなく、継続的にみかんやレモンの生産を行う農家が収益を得られる仕組みを作るべく、販路開拓に向けたPR活動にも取り組んでいる。
11月4、5日に東京・丸の内仲通りで開催されたイベント、「JAPAN HARVEST 2017 丸の内農園」に小田原片浦のみかんとレモンをPRするブースを出展した。慶應義塾大学の学生たちが中心となって、東京農業大学、東京大学、北里大学、聖心女子大学、上智大学、東洋英和女学院大学の学生と共に、小田原片浦のみかんとレモンをアピール。2日間で用意していた小田原片浦のみかん・レモンおよそ100キロが両日ともに2時間ほどで全て配布終了し、多くの人にその味と耕作放棄解消のための活動をPRした。
これから企業のCSRや学校の農業体験の場として、小田原でのレモン栽培作業を活用してもらうなどの計画もあるそう。まだ始まったばかりのプロジェクトの今後の展開に、期待が高まる。
取材協力:小田原市経済部農政課 課長 青木一実さん