全国の育苗施設で導入が急増中!苗箱並べ機「ベルノ」で腰を曲げずにスムーズな作業を
2023/05/22
稲の管理作業の中で最も大変な苗箱並べ作業。若手でも辛いというこの腰を屈める作業を、楽な姿勢&効率的な作業にできるというのが、苗箱並べ機「ベルノ」。製品の使い勝手をユーザーに聞いた。
ベルノの導入で
苗箱並べ作業の負担を軽減
茨城県利根町の「わかばファーム」は、水稲の生産を行う、17年目を迎えた農業法人だ。高齢化と後継者不足に悩む近隣の生産者から田んぼを委託され、作付面積は年々拡大。現在は主食用米70ha、飼料米110haを生産し、ハウス1棟で1800枚もの苗箱を並べている。
そうしたなか、わかばファームでは、4年前に苗箱並べ機「ベルノ」を導入し、作業の省力化に大きな手応えを感じているという。
写真左:わかばファームの代表の若泉篤さん(74歳)と、孫の若泉隆樹さん(29歳)。隆樹さんは篤さんの働く背中を見て育ち、大学は農業科を卒業。わかばファームの後を継ぐことがきまっている。
「ベルノ」とは、苗箱をセットするだけで効率よく苗箱を並べられ、稲の管理作業の中で最も大変な苗箱並べ作業の身体への負担軽減と作業性の向上を図る製品だ。
代表の篤さんは、「うちは5棟のハウスに約2万枚の苗箱を並べます。いろいろ使った中でベルノが一番。営農的・身体的に本当に助けられています」と話す。
「これは本当に良い製品で、コスパも良い。人手がかからず、作業がとても効率的になります。腰を曲げずにスムーズに作業でき、腰がラクで大助かりです。妻が展示会で見つけて、「絶対これがいい」と言ったんですが、導入まで2~3年悩んでいました。今では、もっと早く導入すればよかった、とすごく後悔しています」(篤さん)。
手作業で行う苗箱並べの様子(画像:株式会社タイショー提供)。
わかばファームの後継者である孫の隆樹さんも、「農業は身体が資本。若手の僕でさえ、1日苗箱を並べると、足がしびれて翌日は使い物になりませんでした。苗箱を機械にセットすると、機械が自動でバック。作業速度と生産性が格段に上がりました」と、導入メリットを語ってくれた。
毎年の育苗時に発生する作業を少しでも効率化し、身体の負担も増やしていくために、苗箱並べを手作業で行っている方はぜひ導入を検討してみてはいかがだろうか。
DATA
2列並べ BW-2A
機械寸法(mm)
使用時:2,540×1,270×840
コンベア折り畳み時:1,780×1,270×840
重量(kg)
115
作業能力
600〜1,200箱/時間(連続作業時)
3列並べ BW-3A
機械寸法(mm)
使用時:2,540×1,890×840
コンベア折り畳み時:1,700×1,630×880
重量(kg)
143
作業能力
800〜1,600箱/時間(連続作業時)
4列並べ BW-4A
機械寸法(mm)
使用時:2,540×2,500×840
コンベア折り畳み時:1,780×2,500×840
重量(kg)
220
作業能力
900〜1,800箱/時間(連続作業時)
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