気軽に挑戦できて効果は絶大? カーラッピングで軽トラに「貼る」カスタム!
2024/01/22
軽トラのカーラッピングを丁寧に施工!
福井カーラッピング専門店
続いて、カーラッピングの業者による施工例をご紹介しよう。施工したのは福井県の(株)サカエ広告が運営する『福井カーラッピング専門店』。
同店の最大のウリは技術力。デザインから印刷、施工まで自社で行うため、コストがかからず短期間で完成させることができる。また、耐水性・耐候性にすぐれた溶剤系大型インクジェットプリンターを使用してフルカラー印刷するので、写真やグラデーションもキレイに出力できるのだとか。
車両を眺めてみよう。ホワイト単色ボディにフルラッピングを施すことで、イメージがガラリと変わっている。「福井カーラッピング専門店」の三嶋さんは「カーラッピングには、広告としての効果が期待できます。会社名や業務内容を連想させるデザインをカーラッピングすることで、動く広告(宣伝カー)として利用できますよ」と語る。カーラッピングすることで、軽トラをブランディングに活用できるようになる。
再び車に目を移すと、Aピラーからドア、フロントにかけて濃紺&黒のフィルムが貼られていることに気付く。まるで職人の手でカスタムペイントされたかのような見事な仕上がりだ。
Aピラー&ドアの濃紺は、ルーフにまで繋がっている。さすがプロの技! ちなみに、この『貼る』カスタムの費用は、お幾らほどなのだろうか?
「施工例の軽トラはフルラッピングをしています。予算は約35万円〜です。ドア・フロント・リア・ルーフなど、部分的にラッピングを行うことも可能です。その場合35万円までかかりません」。
思ったほど高くない、と感じるのは筆者だけではないはずだ。
「弊社ではカーラッピング施工技術者が、オーナーに負けない愛情をもって車両に接して、丁寧に施工しています。また、看板のデザインを長年担当しているデザイナーが、そのスキルをカーラッピングにも活かして、お客様のご要望を形にしていきます」と語ってくれた。
問い合わせ
福井カーラッピング専門店
〒912-0082 福井県大野市大和町59-2
DIYで「貼る」カスタムに挑戦!
農業生産者のPRにも活用できる
続いて、カラーフィルムをDIYで貼ると、どんな仕上がりになるのか、ご覧いただこう。本来、筆者が挑戦すべきところだが、データ上でのお絵描きでご容赦いただきたい。
ご覧の『アグリジャーナル』号のように、単色の文字とシンプルな直線を平面に貼るだけであれば、『カラーフィルム』を使用したDIYも、不可能ではなさそうだ。該当3M製品は『スコッチカル』で検索するとネット通販で手に入る。ご興味を持たれた方は是非、挑戦してみて欲しい。
DIYでの施工性を考えながら軽トラックの車体を眺めてみると、平面部分が思いのほか少ないことに気付く。自社ロゴを貼るにしても、大きなものを貼るなら、プロに任せた方が良さそうに感じる。
繰り返しになるが、ご覧のようなカラフルなロゴや凹凸面に施工するなら、プロに任せることになる。金額については、出力するデータの有無とその完成度、車両の状態などによっても変わるから、お近くのカーラッピング専門店にお問い合わせいただきたい。
取材協力
取材・文:川島礼二郎